「えらいね」
「すごいね」
子どもを褒めるとき、そんな言葉を使うことが多いですよね。
でも、
「言葉がいまいち響いてない気がする…」
と思ったことはありませんか?
実は、たった一言、
「ありがとう」
を加えるだけで、子どもの心に届く褒め方ができるんです。
「えらいね」を「ありがとう」に変えてみる
たとえば、子どもがお手伝いをしてくれたとします。
そんなとき、
「お手伝いしてくれて、えらいね」
と言う代わりに、
「お手伝いしてくれて、ありがとう」
と言ってみませんか。
静かに待っていてくれたときも、
「ちゃんと待てて、えらいね」
ではなく、
「待っていてくれて、ありがとう」
兄弟に優しくしてくれたときも、
「弟に優しくできて、えらいね」
ではなく、
「弟に優しくしてくれて、ありがとう。お母さん、うれしかったよ」
こんなふうに伝えることができます。
「自分が誰かの役に立てた」という喜び
「えらいね」という言葉には、
「あなたの行動は良かったですよ」
という評価の意味が入ることがあります。
一方で、
「ありがとう」は、
「あなたがしてくれたことで、私はうれしかった」
という気持ちを伝える言葉です。
そして、「ありがとう」と言われた子どもの心には、
「自分は誰かの役に立つことができた」
「自分の行動で誰かが喜んでくれた」
そんな小さな喜びが生まれます。
私は、これも立派な「褒める」だと思っています。
教室でも大人から「ありがとう」
教室でも、「ありがとう」という言葉を大切にしています。
たとえば、ロボットを作っていると、ブロックが固くて子どもの力ではどうしても外せないことがあります。
そんなとき、子どもがスタッフのところへ持ってきて、
「外してください」
と言います。
私たちは、
「はい」
と受け取って、ブロックを外します。
そして、子どもに返すときには、こちらから率先して、
「ありがとう」
と言うようにしています。
普通なら、外してもらった子どもの方が「ありがとう」と言う場面かもしれません。
でも、
「ありがとうを言いなさい」
と教えるより、
まず私たち大人が「ありがとう」を使う。
子どもたちには、そんな姿をたくさん見てもらいたいと思っています。
すると少しずつ、
「ありがとう」
「どういたしまして」
というやり取りが自然に生まれていきます。
褒める・認める・感謝する
褒めるというと、
「すごいね」
「えらいね」
「よくできたね」
という言葉を思い浮かべるかもしれません。
でも、褒めることは、子どもを評価することだけではありません。
その子がしたことに気づく。
その行動を認める。
そして、感謝を伝える。
たとえば、
「弟に優しくしてくれたね。ありがとう。お母さん、とてもうれしかったよ」
「優しくしてくれたね」で認める。
「ありがとう」で感謝する。
「うれしかったよ」で、自分の気持ちを伝える。
こんな言葉をかけてもらった子どもは、
「自分のしたことで喜んでもらえた」
と感じるのではないでしょうか。
そして、
「またやってみようかな」
という気持ちにもつながっていくと思います。
今日、「ありがとう」を一つ増やしてみませんか
今日、子どもに「えらいね」と言いたくなったとき、少しだけ言葉を変えてみませんか?
「ありがとう。」
そして、できればこんな言葉も添えてみてください。
- 「助かったよ。」
- 「うれしかったよ。」
その一言が、子どもの心に小さな喜びを生み出し、次の頑張りにつながるかもしれません。
「ありがとう」が子どもの笑顔を増やす
「ありがとう」は、ただの感謝の言葉ではありません。
それは、子どもの頑張りを認め、心にそっと寄り添う魔法の言葉です。
そして、子どもに「ありがとう」を言ってほしいと思ったら、
まず私たち大人から。
今日、あなたの「ありがとう」で、子どもたちの笑顔を一つ増やしてみませんか?
すまいる・キッズでは、プログラミングを通して、子どもたちの「できた」「考えた」「伝えられた」を大切にしています。
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