教室日誌|2026年3月31日
Rくんの卒業プレゼンテーション①|成長を感じた発表の日
多くを語るタイプではないRくん。
でも、4年間の歩みの中で、まじめに、黙々と、自分の力を積み重ねてきました。
今回の卒業プレゼンテーションには、完成した作品だけではない、大きな意味があったと感じました。
今日はまず、その発表の日の様子と思ったことをつづってみます。
こんにちは。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
Rくんの卒業プレゼンテーションの動画をまとめていると、
これまでのいろんな場面が、ひとつひとつ思い出されてきました。
そんな流れの中で、今回の記事を書いてみようと思いました。
多くを語らないRくんの印象
Rくんは、多くを語るタイプではありませんでした。
こちらにたくさん話しかけてくることは少なく、
必要以上に自分を大きく見せるような言動もあまりありません。
言葉数は少なくても、いつも地に足のついた、落ち着いたやり取りをする印象が私にはあります。
一方で、友だちとゲームのことを話している時には、
とても楽しそうで、明るい表情を見せることもありました。
そういう姿を見るたびに、
Rくんの中にある好きなことへの思いや、
自分の世界をしっかり持っていることを感じていました。
私の前では、どちらかというと多くを見せるというより、
しっかりゴールを見据えて、
真面目に、真剣に取り組む。
そんな印象の強い子でした。
4年間の中で見えていた強さ
小学校6年生からの4年間、Rくんの取り組む姿を見てきましたが、
いつも感じていたのは、黙々と積み重ねていける強さです。
部活動でも頑張っていたようで、
夏休みなどは部活との兼ね合いの中で、レッスンの振り替えも多くあり、
本当によく頑張っているなと思うことが何度もありました。
忙しい中でも、自分のやるべきことに向き合っていく姿は、
とても印象に残っています。
昨夏のロボット競技会(URC2025 )の時も、
Rくんは妥協せず、うまくいかないことがあっても、
黙々と頑張り続けていました。
思うように進まなくても、とても粘り強く、投げ出さずに、
取り組んで、プログラムとロボットの調整をくりかえしていました。
この粘り強さは、いろんなところで活きるなと感じていました。
卒業プレゼンテーションにある大きな意味
そんなRくんが迎えた卒業プレゼンテーション。
今回あらためて感じたのは、
卒業プレゼンテーションは、ただ作品を見せるだけの時間ではないということでした。
自分で考えて、作って、形にして、
そして最後に、自分の言葉で人に伝える。
その流れのすべてに、大きな意味があるように思います。
プログラミングの学びというと、
どうしても「どんな作品ができたか」に目が向きやすいかもしれません。
もちろん、完成した作品もとても大切です。
でも、その作品にたどり着くまでには、
考える時間があり、迷う時間があり、
思うようにいかずに立ち止まる時間もあります。
それでも少しずつ進み、
最後に人前で発表するところまでやりきる。
そこまで含めて、卒業プレゼンテーションなのだと思います。
発表の中に見えた成長
今回のRくんの発表を見ながら、
作品の完成だけでなく、
そこに至るまでの歩みの大切さをあらためて感じました。
自分で作ったものについて、
どう考え、どう工夫し、
何を伝えたいのかを自分の言葉で話す。
それは決して簡単なことではありません。
でも、その経験の中で、
作る力だけではなく、
伝える力ややりきる力も育っていくのだと思います。
教室で大切にしていること
教室では、プログラミングの知識や技術だけでなく、
自分で考えること、工夫すること、
そして自分の作ったものを人に伝えることも大切にしています。
卒業プレゼンテーションは、
そうした学びの集大成のような時間です。
できあがった作品を見るだけではわからない、
その子の中に育ってきた力が見えてくる場でもあります。
4年間を思いながら
Rくんの発表を見ながら、
この4年間の積み重ねを思い、
しみじみとうれしい気持ちになりました。
小学校6年生からの4年間の中で、
こうしてRくんの成長を見届けることができたことを、
私はとても幸せに思っています。
Rくん、素敵な卒業プレゼンテーションをありがとうございました。
自分の作ったものを、自分の言葉で伝える姿に、
たしかな成長を感じました。
次回につづくこと
完成した作品の素晴らしさはもちろんですが、
今回あらためて感じたのは、
子どもの成長は完成品だけでは測れないということでした。次回は、Rくんが卒業制作を完成させるまでの過程の中で、
どんな成長があったのかについて、もう少し詳しく書いてみたいと思います。
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