教室日誌|2026年4月8日 「やってみせて、ほめる」と、子どもはこんなに夢中になる
こんにちは。こどもプログラミング教室 すまいる・キッズの西尾です。
今日4月8日は、藤井寺周辺の小中学校で新学期が始まる日ですね。
新しい学年に上がったり、新しい学校へ進んだり。子どもたちは、それぞれにドキドキとワクワクを抱えながら、新しい一年をスタートさせていることと思います。
そんな新学期前日の昨日(火曜日)の夕方。教室の中はぐっとにぎやかになりました。
大学生、中学生、そして姉妹のお子さんたち。
明日からの新生活を控え、きっとみんな、少しの緊張と期待を抱えながらやってきてくれたのかな、と感じる夕暮れ時でした。
姉妹で夢中になった、PowerPointの自由制作
この日、姉妹の二人にはPowerPointを「楽しく」使ってもらいたいなと思っていました。
そこで私は、あえて最初からゴールも「出来上がりの見本」も用意しませんでした。
しっかりタイピング練習をしたあとで、白紙のスライドを出します。
「こんなふうにタイトルが作れるよ」
「画像も入れられるよ」
「吹き出しをつけると、ほら、しゃべっているみたいでしょ?」
と、最初だけ少しお手本をやってみせます。
そして、こう伝えました。
「ここからは、自分たちで物語を作るみたいに、自由にやっていいよ」
自由に作るのが大好きなふたりは、一瞬で引き込まれました。
「あーでもない、こーでもない」と相談しながら、どんどんページを作り始めます。
その様子が本当に楽しそうで、見ているこちらまで元気になるような時間でした。
一粒の種を渡して、あとは自由にできるようにあえて「放置」してみる。
もちろん、見本やテキストに沿ってひとつずつ学ぶことも大切です。それがないと「何からやっていいか不安」という子もいますから。
でも、昨日のふたりは、アイデアの「種」を渡すとそれを何倍にも増幅させて楽しめるタイプ。
だから私は、一粒の種を渡して、自由に成長するように、あとは放置です(笑)。
「正解通りにできないといけない」
そもそもそんな基準もないので、二人は想像以上のスピードで自分たちの世界を広げていきます。
画像をどう選ぶか。どんなセリフを喋らせるか。どうしたら面白くなるか、見やすくなるか。
誰かに教え込まれたからできるのではなく、「やってみたい!」から、自分たちで勝手に覚えていくんですね。
子どもたちの持つ「自ら学ぶ力」って、本当にすごいなあと、改めて感じました。
「やってみせて、ほめる」が力になる
今回のレッスンで、ぼくがやったことは、とてもシンプルです。
最初に少しやって見せる。あとは自由にやってもらう。そして、できたことをしっかり認めて褒める。
ぼくが大切にしている言葉のひとつに、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
という山本五十六の有名な言葉があります。
ただ「やりなさい」と言うだけでは、心は動きません。
でも、少し見本を見せてもらって「やってみていいよ」と信頼して任せられ、できたことを認めてもらえると、子どもはびっくりするほど自律的に力を発揮します。昨日の姉妹の姿は、まさにその体現でした。
終わらなかったけど、それでよかった
本当は1時間くらいで区切って、スライドショーの再生までいけたらいいな、と思っていました。
でも、二人がどんどんページを増やしていくので、見事に次回へ持ち越しになりました(笑)。
全然、それでよかったんです。
「すまいる・キッズ」は、好奇心にブレーキを掛ける教室ではないので。
時間を忘れて夢中になる。もっとやりたいと思う。次も続きをやりたいと願う。
きれいに予定通り終わることよりも、「まだやりたい!」が残ることのほうが、ずっと価値がある。
新しい学期も、子どもたちの毎日がワクワクする発見と、小さな「できた!」の積み重ねでいっぱいになりますように。
教える側のぼくのほうが、大きな元気をもらった火曜日でした。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
感謝いたします。
▼ とどちゃん先生のちょっと深掘り
今日のエピソードの根幹にある、山本五十六の「やってみせ…」という言葉。
以前のブログで、この言葉に込めた私の熱い想いを書いています。
よろしければ、こちらもあわせて読んでみてくださいね。
👉 【過去記事】やってみせ、言って聞かせて…
https://www.keep-on-smiling.jp/b20260118/
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