教室日誌|テキストプログラミングへつながる子どもの力
こんにちは。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
今日は、すまいる・キッズの学びの流れシリーズの第4回です。
これまで、年長さんや低学年の子どもたちが楽しく始められる「ちびっこロボ・プログラミングコース」、
実際にロボットを作って動かす「ロボットプログラミングコース」、
そして、ScratchやRobloxなどを使って画面の中で自分のアイデアを形にする「ビジュアルプログラミングコース」について書いてきました。
今回は、その次に広がる学び。
JavaScriptやPythonなどの「テキストプログラミング」についてです。
Scratchで学んだことは、テキストプログラミングにつながる
Scratchは、アメリカのMITメディアラボで開発された、初心者がプログラミングの考え方を学びやすくするための環境です。いきなり英語のようなコードを書こうとすると、スペルミスや記号、文法のルールにつまずいてしまうことがあります。そこでScratchでは、ブロックを組み合わせながらプログラムを作っていきます。
順番に動かす。
くり返す。
条件で分ける。
変数を使う。
イベントで動かす。
こうした、プログラミングの基本になる考え方を、体験的に学ぶことができます。
だからScratchは、ただの子ども向けのお遊びではありません。
将来、JavaScriptやPythonなどのテキストプログラミングへ進むときの、大切な土台にもなります。
Scratchで学んだ考え方は、文字でコードを書くようになっても消えるものではありません。
むしろ、
「あ、これはScratchでやったくり返しと同じだ」
「これは条件で分けるところだ」
「変数って、前にも使った考え方だ」
というように、次の学びを支えてくれます。
ブロックで学んだことが、文字で書くプログラミングにつながっていく。
ここに、Scratchで学ぶ大きな意味があると思っています。
ブロックから文字へ。最初は少しハードルがあります
ビジュアルプログラミングでは、命令のブロックを選んで組み合わせます。
でも、JavaScriptやPythonでは、自分で文字を打ってプログラムを書きます。
ここで、子どもたちは少し新しい壁に出会います。
たとえば、
スペルを間違える。
記号を忘れる。
カッコの数が合わない。
全角と半角を間違える。
インデントがずれる。
Scratchではあまり気にしなくてもよかったことが、テキストプログラミングでは大切になってきます。
だから、いきなり難しいコードを書かせるのではなく、これまでに学んだ考え方とつなげながら、少しずつ進めることが大事です。
「Scratchでやった、くり返しと同じ考え方だよ」
「これは、条件で動きを分けるところだね」
「変数って、前にも使ったよね」
そんなふうに、過去の学びと今の学びをつなぐことで、子どもたちは安心して次の段階へ進みやすくなります。
JavaScriptでは、画面にすぐ変化が出る楽しさがあります
すまいる・キッズでは、テキストプログラミングの入口として、JavaScriptを使います。
p5.jsの環境を使い、文字で書いたプログラムが、すぐに画面の図形や動きとして見えます。
円を描く。
色を変える。
マウスの動きに合わせて動かす。
線や図形を組み合わせて作品を作る。
文字で書いているのに、結果が目で見える。
これは、子どもたちにとって大きな助けになります。
ただ文字だけを打つのではなく、
「書いたら動く」
「変えたら変化する」
という体験があるからです。
ビジュアルプログラミングで、自分のアイデアを形にする楽しさを知った子にとって、JavaScriptはその次の一歩になりやすい学びです。
Pythonでは、より実用的な世界にもつながっていきます
もう一つ、すまいる・キッズで大切にしているのがPythonです。
Pythonは、今とても幅広く使われているプログラミング言語です。
基礎編で文法やアルゴリズムを学んだあとの実践編では、
データを扱う。
ファイルを読み書きする。
Web上の情報を取得する。
APIを使う。
自動化する。
AIやデータ分析の入口にふれる。
こうした学びにつながっていきます。
もちろん、最初から難しいことをするわけではありません。
まずは、文字を表示する。
計算する。
条件で分ける。
くり返す。
リストや辞書を使う。
そういった基本から、少しずつ進めます。
でも、その先には、学校の学びだけで終わらない、実社会にもつながるプログラミングの世界があります。
情報Ⅰや検定にもつながる学び
今は、高校で「情報Ⅰ」が必修になっています。
プログラミングだけでなく、データ、ネットワーク、情報社会、問題解決など、幅広い内容を学ぶ時代になっています。
また、プログラミング能力検定など、学んだ力を確認できる検定もあります。
すまいる・キッズでは、ただ検定に合格することだけを目的にしているわけではありません。
でも、子どもたちが学んできたことを形にする機会として、検定はとてもよい目標になることがあります。
実際に、当教室で低学年のころから学び続けてきたお子さんが、プログラミング能力検定で満点合格されたこともあります。
もちろん、それは一日で身についた力ではありません。
小さいころの「楽しい」「できた」から始まり、Scratchやロボットプログラミングで考え方を育て、少しずつ本格的なプログラミングへ進んできた積み重ねの結果だと思っています。
「自分はここまでできるようになった」
「前よりわかるようになった」
「難しい問題にも挑戦できた」
そういう実感は、子どもたちの自信につながります。
ビジュアルプログラミングで育てた考える力は、JavaScriptやPythonの学びにもつながり、情報Ⅰや検定にもつながっていきます。
大切なのは、いきなり難しくしないこと
テキストプログラミングというと、少し難しそうに聞こえるかもしれません。
実際、ブロックで組むプログラミングに比べると、最初のハードルは上がります。
でも、だからこそ、段階が大切です。
いきなり文字だけの世界に放り込むのではなく、
ロボットで動く楽しさを知る。
Scratchで考え方を学ぶ。
Robloxで作品づくりを楽しむ。
そして、JavaScriptやPythonへ進む。
このように、子どもたちの経験が積み重なっていくと、テキストプログラミングも急に遠いものではなくなります。
「あ、これ前にやった考え方だ」
「Scratchのあれと似ている」
「ロボットでも同じようなことを考えた」
そんな気づきが、次の学びを支えてくれます。
「好き」から始まった学びが、少しずつ本格的になっていく
すまいる・キッズで大切にしているのは、最初から無理に難しいことを教えることではありません。
まずは、楽しい。
できた。
もっとやってみたい。
そこから始めます。
小さいころの「好き」や「楽しい」は、とても大切です。
それが少しずつ、
「得意かもしれない」
「もっと知りたい」
「自分で作ってみたい」
という気持ちに変わっていきます。
そして、その先に、JavaScriptやPythonのような本格的なテキストプログラミングがあります。
ブロックで学んだことは、文字で書くプログラミングにつながります。
遊びのように始まった学びが、やがて子どもたちの力になり、将来の選択肢を広げるものになっていく。
その道筋を、一人ひとりのペースに合わせて一緒に歩いていけたらと思っています。
まとめ
Scratchやビジュアルプログラミングは、ただの子ども向けの入口ではありません。
順番に動かす。
くり返す。
条件で分ける。
変数を使う。
イベントで動かす。
こうした考え方は、JavaScriptやPythonでも大切な土台になります。
すまいる・キッズでは、子どもたちがこれまでに学んできたことを大切にしながら、無理なく次のステップへ進めるようにしています。
年長さん・低学年の小さな「できた」から、
小学生の作品づくり、
そして中高生の本格的なプログラミングへ。
子どもたちの学びは、少しずつつながっていきます。
その子に合ったペースで、
その子に合った学び方で、
「好き」を「得意」に育てていく。
それが、すまいる・キッズのプログラミング学習で大切にしていることです。
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