言葉と表情や振る舞いに不一致があるとき 言葉は7%した届かない メラビアンの法則
言葉と思い、表情が一致してはじめて、思いと一緒に褒め言葉は届く
こんにちは。藤井寺・羽曳野・柏原の 年長さんからの習い事
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
今日は、褒め言葉について、少し違う角度から書いてみたいと思います。
表情や声のトーン、ふるまいなど、言葉以外で伝わる“非言語コミュニケーション”の大切さにもつながる話です。
文字としては「同じ褒め言葉」でも、心に響く時と、そうでない時はありませんか?
たとえば、
「よくがんばったね」
「自分で考えて工夫してたね」
そんな褒め言葉でも、それを言ってくれた人の表情や声色、ふるまい、その時の感情がすごく大事だと思うことがあります。
褒め言葉は、言葉だけではなく、その時の表情や声、その人の思いも一緒に届いているのだと思うのです。
褒め言葉は、言葉だけで伝わるわけではない
昨日、ぼくが受けているコンプリメンタルコミュニケーションセミナー全6回のうちのひとつ、「笑顔力アップセミナー」を受講しました。
この講座は、私の恩師である、一般社団法人 日本褒め言葉カード協会 藤咲先生の講座で、心を豊かにして幸せを感じ、より良いコミュニケーションをとるための心理学を学ぶセミナーです。
なぜ笑顔だけで4時間近い講座をするのかの説明に、笑顔は承認し受け入れる最高の褒め言葉だから、そして笑顔で元気な声のあいさつは周りいい気分にするからとはなされていました。
人は、言葉でどれだけ良いことを言っていても、表情が笑顔でなかったり、声が冷たかったりすると、言葉どおりには受け取らない、だからこそ、褒め言葉も、ただ口から出せばいいのではなく、思いと表情が一致してはじめて届きます。
笑顔や思いが乗ると、言葉の受け取られ方まで変わる
昨日の講座の中で、それを体感するための印象的なワークがありました。
やさしい笑顔で、やわらかい声で、「バカ」と言ってもらう、という体験です。
もちろん、ただ乱暴な言葉を使うためではありません。
そのワークの前に説明がありました。
働きすぎて体を壊してしまいかねない人に向けて、どうか体を大切にしてほしい、無理をしすぎないでほしい、という思いやりの気持ちを込めて「バカ」と言ってください、というものです。
つまり、本心では相手のことを「バカ」だと思っているわけではありません。
その言葉には、
「自分の体を大事にしてね」
という、やさしさやいたわりの気持ちがこもっていたのです。
だからこそ、本来なら相手を傷つけたり、貶めたりするはずの「バカ」という言葉が、その時はまったく違って伝わりました。
だから、癒やしのように感じられたんですね。
これは、とてもわかりやすい例だと思いました。
人は、言葉だけを受け取っているのではない。
その人の表情や声、その場の空気、そしてどんな思いでその言葉を伝えているのかも、いっしょに受け取っているのだと感じました。
褒めている、認めているつもりでも、伝わらないことがある
だからこそ思うのです。
いくら言葉では褒めていても、
顔がこわい。
声がかたい。
どこか事務的。
心の中では本気でそう思っていない。
そういう時には、褒め言葉はうまく届かないことがあるのだと思います。
たとえば、
「よくがんばったね」と言いながら無表情だったら。
「自分で考えて工夫してたね」と言いながら、早く終わらせたい空気が出ていたら。
「いいね」と言いながら、心ここにあらずだったら。
相手は、言葉よりも、そこにある違和感を感じ取ってしまうのではないでしょうか。
褒め言葉は、ただ口から出せばいいものではない。
思いと表情が一致して、はじめて届くものなのだと思います。
心から出た言葉は、やっぱり伝わる
名著『人を動かす』には、感謝や承認と、お世辞の違いについて語られている有名な考え方があります。
心から出る言葉と、口先だけの言葉は違う、という話です。
これは本当にそうだなと思います。
本当に相手を見て、
本当にその人の良さを感じて、
自然に出てきた言葉。
そういう言葉は、きっと表情にも出るし、声にも出るのだと思います。
だからこそ、相手にも伝わる。
逆に、形だけ褒めようとしても、どこか空っぽに感じられてしまうのかもしれません。
教室では、笑顔も声もいっしょに届けたい
だから、ぼくは子どもたちが教室に入ってきた時、できるだけ大きな声で、
「〇〇さん、おっはよう〜!」
と、満面の笑顔であいさつするようにしています。
ただ言葉だけをかけるのではなく、子どもと同じ気持ちで、こちらも心から迎えるつもりで声を出します。
そうすると、最初は少し気分が乗っていないように見えた子も、つられるように元気に返してくれることがあります。
やっぱり、人は言葉だけではなく、相手の表情や空気もいっしょに受け取っているのだと思います。
そして、しっかり褒められたい子や、できたことをたくさん話したい子には、ぼくも感情をしっかりこめて反応します。
「えー、そんなことも知っているんや」
「それに気づいたか、よく観察しているなぁ」
そんなふうに、少し大げさなくらい驚いたり、喜んだりすることもあります。
すると、子どもたちは本当にいい笑顔になるんですね。
そして、その笑顔のまま、また新しいことを見つけたり、もう一歩やってみようとしたり、どんどんチャレンジしてくれるようになります。
ぼくは、こういう場面を何度も見てきました。
だからこそ、褒め言葉は言葉だけではなく、表情や声、空気ごと届けることが大事なのだと思います。
自分自身も、少し振り返りました
そして、こうして書いていて、ぼく自身も少し振り返りました。
最近は、子どもたちに向ける心からの共感や驚嘆が、少し薄くなっていたかもしれません。
もちろん、褒めていないわけではない。
でも、もっといっしょに喜べるし、もっと本気で驚けるのではないか。
もっと心から、笑顔ごと届けられるのではないか。
そんなことを、あらためて感じています。
こういうブログを書くことは、子どもたちのことを書きながら、自分自身の関わり方を見直す時間にもなりますね。
次は、褒め方の深さについても書いてみたい
褒め言葉は、ただ言えばいいのではなく、何に焦点を当てて褒めるのかで深さが変わってきます。
この話はとても大切なので、また明日のブログでふれますね。
まとめ
今日は、
笑顔で褒めないと、気持ちは伝わりにくい
言葉と思い、表情が一致してはじめて、褒め言葉は届く
というテーマで書いてみました。
そして、ただ褒めるだけでなく、どこを見て褒めるかによって、言葉の深さも変わるのだと思います。
だからこそ、褒め言葉も、ただ言えばいいのではなく、
心から出ていること。
笑顔があること。
やわらかい声であること。
ちゃんと相手を見ていること。
そして、その人の努力や工夫や大切にしているものを見ていること。
そういうものと一緒に届けたいと思います。
ぼく自身も、これからもっと、言葉だけでなく、表情や空気ごとあたたかく届けられる人でありたいと思っています。
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