こんにちは。
藤井寺、羽曳野、柏原の年長から学べる
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。(西尾)
最近、「バイブコーディング」という言葉を耳にするようになりました。
バイブコーディングについて3本の記事を連絡で掲載していまし。
②AIがプログラムを書く時代に、なぜ子どもがプログラミングを学ぶのか
③バイブコーディングで、ミニゲームを作ってみよう
AIに作らせるのではなく、AIと一緒に形にしていくこと
バイブコーディングとは、簡単に言うと、AIと会話しながらプログラムを作っていく方法です。
「こんなゲームを作りたい」
「キャラクターを動かしたい」
「ここをもう少し速くしたい」
「エラーが出たので直したい」
そんなふうにAIとやり取りしながら、少しずつ作品を形にしていきます。
これまでのプログラミングは、文法を覚え、コードを書き、エラーを直しながら進めることが中心でした。
もちろん、その力は今でも大切です。
でも、AIが使えるようになったことで、プログラミングの入口が少し変わってきているように感じます。
最初から全部のコードを自分で書けなくても、
「こういうものを作りたい」
「ここをこう動かしたい」
とAIに伝えることで、まず動くものを作ってみる。
そして、実際に動かしてみて、
「思っていた動きと違う」
「ここをもっと変えたい」
「エラーが出た」
というところを、またAIと相談しながら直していく。
この、作って、試して、直して、また試すという流れが、バイブコーディングのおもしろいところです。
これは、ソフトウェア開発で使われる「アジャイル」という考え方にも近いものです。
アジャイルとは、最初から完璧を目指すのではなく、まず小さく作り、試し、直しながら、少しずつ良くしていく進め方です。
バイブコーディングも、AIと相談しながら、作って、試して、直していく学び方だと感じています。
AIに丸投げするのではなく、伝え方を考える
ただし、バイブコーディングは、AIに丸投げすることではありません。
AIに「ゲームを作って」
とだけ伝えても、自分が思っている通りのものが出てくるとは限りません。
どんなキャラクターなのか。
どう動いてほしいのか。
何が起きたら点数が入るのか。
どんなときにゲームオーバーになるのか。
画面の見た目はどうしたいのか。
こうしたことを、自分の言葉で伝える必要があります。
そして、AIが作ってくれたものをそのまま受け取るのではなく、実際に動かして確かめます。
「ここはいい感じ」
「ここは思っていたのと違う」
「この部分を変えたい」
「このエラーは何だろう」
そうやって、AIとやり取りしながら作品を育てていくことが大切です。
これは、すまいる・キッズでこれまで大切にしてきた、
考える力、試す力、直す力、質問する力にもつながる学びだと思っています。
文章づくりにも似ている
私は、この考え方は、プログラミングだけに限らないのではないかと思っています。
私自身、このブログを書くときにも、AIに文章の調整を手伝ってもらうことがあります。
ただし、AIに全部おまかせしているわけではありません。
私が日々の教室で感じたこと。
子どもたちの成長を見て、心が動いたこと。
保護者さんに伝えたいこと。
自分の中にある教育への思い。
そうしたものをもとに、AIと何度もやり取りしながら、文章を整えていきます。
AIは、文章を読みやすくしたり、構成を整えたりするのはとても得意です。長い文章を短くしたり、言い回しをやわらかくしたりするのも助けてくれます。
でも、AIが最初に出してくれる文章は、どうしても少しきれいに整いすぎることがあります。
正しいけれど、少し優等生っぽい。
わかりやすいけれど、どこか一般論に近い。
間違ってはいないけれど、とどちゃんぽくない!
そう感じることがあります。
そんなときは、AIが出してくれた文章をそのまま使うのではなく、削ったり、入れ替えたり、言い換えたりします。
「ここは少し固いな」
「この表現はとどちゃんらしくないな」
「もっと温かくしたいな」
「この部分は説明が勝ちすぎているな」
そうやって、自分が現場で感じた生の言葉に置きかえていきます。
これは、プログラミングでAIと会話しながらコードを作っていくバイブコーディングと、とても似ているように感じます。
専業ライターさんに話を聞いてもらいながら、本の原稿をまとめてもらう感覚にも近いのかもしれません。
でも、何を伝えたいのか、どこに温度を込めたいのかを決めるのは、やはり本人です。
子どもたちの表情や声も、文章にのせたい
教室では、日々いろいろな瞬間があります。
それまで「うーん……」と言いながら悩んでいた子が、ある瞬間にパチーンってひらめいたような顔をする。
そして、ニコニコしながらプログラムを直し始める。
それがちゃんと動いたときに見せてくれる、とってもいい笑顔。
タイピングでも、集中して、頑張って、頑張って、頑張って、やっとできたときに、思わず「やったー!」とガッツポーズしてくれることがあります。
そういう現場で感じたことを、私はできるだけ文章の中に入れたいと思っています。
きれいに整った文章にするだけではなく、子どもたちの声や表情、その場の空気も一緒に届けたい。
AIは文章を整えることはできます。
でも、その瞬間に立ち会って、心が動くのは人間です。
だからこそ、AIに文章を整えてもらうときにも、最後は自分の目で見て、自分の言葉に戻していくことが大切なのだと思います。
AIが出したものを、そのまま使わない
これは、プログラミングでも同じです。
AIが出してくれたコードが動くことはあります。
でも、動けばそれで完成というわけではありません。
キャラクターの動きがなんか思っていおたのとージとちがう
敵が多すぎる、もっと意外な動きをさせたい。
画面が少し見にくい、なんかイメージと違う
思っていた遊び方と違う、こっちの方が面白い。
そんなときに、
「これは本当に自分が作りたいものに近いのかな」
「どこを変えたらよいのかな」
「AIにどう聞き直したらよいのかな」
と考えることが大切です。
AIに作らせるのではなく、AIと一緒に作る。
でも最後に、何を残し、何を変え、どんな作品にしたいのかを決めるのは人間です。
そこに、その子らしさが出るのだと思います。
すまいる・キッズで大切にしたいAIの使い方
すまいる・キッズでも、この夏に向けて、AIを活用したプログラミング講座を準備しています。
でも、それはAIに全部作ってもらうための講座ではありません。
AIと会話しながら、自分の考えを言葉にする。
そして、出てきたものを試してみる、思ったものと違うところを納得するまで何度も直してみる。
AIが出して来た意外なアイデアに、インスパイアされて、もっと深堀してみたくなる。
そんなことを繰り返して完成していく、自分なりの作品にしていく。
そういう学びなんです。
AIに使われるのではなく、AIをよき相棒(Agent)として使いこなす。
これからの子どもたちにも、そんな力を育てていきたいと思っています。
現在、すまいる・キッズでは、
バイブコーディングで学ぶAIプログラミング講座を準備中です。
まずは5月に、会員さま向けの先行プレ講座として、
ChatGPTとp5.jsを使ったミニゲームづくりに挑戦する予定です。
子どもたちがAIを使ううえでの安全面や、年齢に応じた関わり方にも配慮しながら、安心して学べる形を考えています。
詳細は、あらためてご案内します。
②AIがプログラムを書く時代に、なぜ子どもがプログラミングを学ぶのか へ続きます。
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