デキタ・ラボって何?ゴールデンウィークの活動で見えた子どもたちの力

こどもの未来を創る

こんにちは。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか?

2日前のブログでは、4月29日に行ったデキタ・ラボの様子を紹介しました。この連休中には2回のデキタ・ラボ開催していて、今回はその続きとして、ゴールデンウィーク中に行ったもう一つのデキタ・ラボの様子を、少し違う角度から書いてみたいと思います。

今回あらためて感じたのは、子どもたちの「すごい!」が見えるのは、完成した作品だけではないということです。

話し合うこと、役割を分けること、うまくいかない中で工夫すること。

そんな過程の中に、デキタ・ラボらしい学びがたくさんありました。

デキタ・ラボって何?

デキタ・ラボは、すまいる・キッズの会員さん向けに行っている、少し自由度の高い活動の時間です。

ふだんのレッスンのように、決まった教材を順番に進める時間とは少し違います。

その日の参加メンバーや活動内容に合わせて、最初にグランドルールを決めます。

ただし、そのルールの中でどう活動するかは、できるだけ子どもたち自身に任せています。

何をするか。誰と組むか。どう進めるか。困ったときにどう相談するか。

大人が先に決めすぎるのではなく、参加した子どもたちで話し合いながら決めていく時間です。

デキタ・ラボについて詳しくは、教室ページでも紹介しています。

▶ デキタ・ラボの詳しい説明はこちら
https://www.keep-on-smiling.jp/deqitalabo/

一番大切にしているのはアナログタイム

デキタ・ラボでは、2時間の中で「アナログタイム」と「デジタルタイム」に分けて活動しています。

マインクラフトやRobloxなど、デジタルタイムを楽しみにしている子も多いです。

友だちと同じ空間で、まとまった時間マルチプレイができるのは、デキタ・ラボならではの楽しさです。

でも、ぼくが一番大切にしているのは、実はアナログタイムです。

パソコン教室、プログラミング教室なのに、アナログ?と思われるかもしれません。

でも、手を使うこと、目で見ること、順番を待つこと、友だちと相談すること、うまくいかないときに工夫することは、デジタルの学びにも深くつながっています。

「ゲームだけして終わり」ではなく、画面から少し離れて、実物に触れながら考える時間。

これが、すまいる・キッズらしいデキタ・ラボの大事な部分です。

ビー玉の旅で見えた、子どもたちの自治

今回のアナログタイムでは、「ビー玉の旅」をしました。これも子どもたちが決めた内容です。

この写真は仮です。

写真のように、教室のイスや台も使いながら、長いレールやブロックを組み合わせて、ビー玉が転がるコースを作っていきます。

子どもたちは一か所に集まって作るのではなく、それぞれが担当する場所を自然に分担しながら、コース全体をつなげていきます。

5月2日の回では、最初のミーティングで、子どもたちが「真ん中の1時間で作り切る」と決めました。

ビー玉が坂を転がり、ときにはジャンプして、壁に当たってコースに戻り、最後は細い道を渡ってゴールする。

そんな、ピタゴラスイッチのようなコースを目指していました。

コース作りは、ただ道をつなげるだけではありません。

角度が少し違うだけで、ビー玉は止まります。

高さが合わないと、思った方向に進みません。

「なんで止まったんやろ?」
「ここを変えたらいけるかな?」
「もう一回、転がしてみよう」

そんな試行錯誤が自然に生まれます。

リーダーシップとタイムマネジメント

ビー玉の旅のおもしろいところは、一人だけではなかなか完成しないところです。

誰かが自然とリーダーシップを取り始めたり、別の子が違うアイデアを出したり、時には意見が対立したりもします。

「こっちにつなげたらどう?」
「いや、こっちから転がしたい」
「そこ持ってて」
「もう一回、試してみよう」

そんなやり取りの中で、仲間どうしの連携が必要になります。

限られた時間の中で作るので、タイムマネジメントの意識も大切です。

あと何分で完成させるのか。
今は作る時間なのか、試す時間なのか。
お迎えの保護者さんに見てもらうには、どこまで仕上げるのか。

そうした時間の感覚を持っている子がリーダーシップを発揮すると、活動がぐっと前に進みます。

遊びながらも、自然にチームで動く力が育っていく。

ビー玉の旅のおもしろさは、そんなところにもあります。

個性が混ざり合う時間

観察していると、本当に一人ひとりの個性が光ります。

崩れそうなブロックの支えを、誰に言われるでもなく、そっと補強してくれる子がいます。

ビー玉が飛び出す瞬間をじっと見て、ミリ単位でコースを修正する、職人のような子もいます。

一方で、みんなが必死に知恵を絞っている横で、大量のビー玉をジャラジャラ流し込む子もいます(笑)。

そんなとき、リーダー格の子が「もーっ!」と少し不機嫌になることもあります。

でも、そこで終わりではありません。

結局はそれも受け入れて、また一緒に作り直していきます。

そんな凸凹なみんなが、ぶつかり合いながらも、一つのゴールに向かっていく。

誰かを排除するのではなく、それぞれの個性が混ざり合いながら時間が流れていく。

その光景を見ながら、みんな違って、本当にいいなぁと感じていました。

お家では「もーっ!」と怒ってばかりだったり、逆にマイペースすぎたりする姿に、ついハラハラしてしまうこともあるかもしれません。

でも、デキタ・ラボという集団の中では、その個性が不思議とかみ合って、一つの大きな力に変わっていく瞬間があります。

保護者さんに見てもらう喜び

うまくコースがつながったとき、子どもたちの表情は一気に明るくなります。

そして、お迎えに来られた保護者さんにそのコースを見ていただくと、思わず感動が起こることがあります。

「こんなの作ったの?」
「すごいね!」

その言葉を聞いた子どもたちの表情を見ると、この時間の価値をあらためて感じます。

ビー玉の旅は、遊びのように見えます。

でも、その中には、考える力、試す力、仲間と協力する力、時間を意識する力、そして自分たちで作り上げたものを見てもらう喜びが詰まっています。

楽しいだけでは終わらない時間

デキタ・ラボは、子どもたちにすべてを教え込む時間ではありません。

むしろ、少し余白を残しています。

その余白の中で、子どもたちは自分で考え、友だちと相談し、ときにはぶつかりながら、活動を進めていきます。

マインクラフトやRobloxで思いきり遊ぶ時間も大切です。

でも、アナログの遊びを通して、手を動かし、頭を使い、人と関わる時間も同じくらい大切です。

「楽しかった」
「またやりたい」

その笑顔が見たくて、ぼくもついつい準備に熱が入ってしまいます。

その気持ちの奥に、実はたくさんの学びが隠れている。

子どもたちの「デキタ!」を一緒に喜べるこの場所を、これからも大切にしていきたい。

そう再確認したゴールデンウィークでした。

とどちゃん(西尾茂和)の写真

その子の持つ得意を見つけ、磨き、伸ばす、安心して学べる教室

西尾茂和(とどちゃん)

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ 代表・メインインストラクター

  • 日本褒め言葉カード協会 藤井寺支部長
  • 褒め言葉トランプマスターインストラクター
  • IT業界20年以上

教室の方針 「いいところを見つけて、ほめて伸ばす」 小さな「できた!」を積み重ねて、自信と自立につなげます。

高校時代にプログラミングの面白さに出会い、大学卒業後はシステム開発やソフトウェア分野など、IT業界で20年以上の経験を重ねてきました。 技術スタッフとして顧客向けプレゼンテーションを年間100回以上担当し、「難しいことを、わかりやすく伝える力」を磨いてきました。

2012年にパソコン教室 スマイル・カフェを開業し、2015年にこどもプログラミング教室 すまいる・キッズをスタート。 こども向けプログラミング教育がまだ一般的でなかった頃から取り組み、これまでに累計約200名のお子さんの学びと成長に関わってきました。

子どものころのぼく自身は、とても繊細で、叱られている声を聞くだけでもドキドキしてしまうタイプでした。
だからこそ今は、安心できる関わりの中でこそ、人は力を発揮できると信じています。
教室では、褒める・認める・寄り添うことを大切にしながら、子どもたちが 「できた!」「もっとやりたい!」を重ねられる場づくりを続けています。

※「うちの子に合うかな?」「自信があまりないけど大丈夫かな?」という方も大歓迎です。 まずは体験で、教室の雰囲気を見に来てください。

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