大人が陥る「教えすぎの罠」と、かつての私の大失敗。ブログひな形タイトル

こどもの未来を創る

「失敗させたくない」
「恥ずかしい思いをさせたくない」
その温かい愛情が、実は子どもの成長を止める一番の罠。
……偉そうなことを言う私も、かつては「教えすぎ」の大失敗を繰り返す張本人でした。

いつもありがとうございます。こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。

知っていることを教える。
そこには大人の小さな優越感や、嬉しさがある。
「教えれば、その通りに吸収してくれる」と本気で信じていました。

でも、それは大人の勘違い。
そして、「子育て」と称して、ついつい自分の経験や武勇伝を語りたくなってしまう。

名著『7つの習慣』の中にもありますよね。
親の昔話や苦労話が始まった瞬間、子どもが心の中でうんざりして、シャッターを下ろしてしまうあのシーン。

まさに、あれです。
だって、自分自身も親として「初めて」なのだから、ついつい自分の知っている経験を教えてあげたくなる。

でも、どれだけ優しく、優しく、丁寧に伝えたとしても、やっぱり伝わらない。
自分が知っていることを、どれだけ薄めて話したとしても、前提になる知識が子どもにはないからです。

小学校低学年の子に、当たり前のように「分数や小数」を交えて説明しようとするようなもの。
結局、大人の言葉は、子どもの耳をただの「音」として通り過ぎているだけ。

当時の私は、その決定的なズレに気づけませんでした。
ただの「教えたい欲」を子どもにぶつける、イタい大人でした。

今振り返っても、ちょっと恥ずかしく、猛省するしかありません。
これは自分の子育てでも全く同じ。
すでに成人しましたが、我が子 第一子の時。
親の視点で、いろんなことを先回りして伝えすぎていたな、と今でも反省しています。

でも、きっと、誰もが通る道。
愛情が強いほど、気づかぬうちに「教えすぎの罠」にハマるのです。

だからこそ、体験レッスンに来るお母さんたちを見て、
「あぁ、昔の私と同じだ……」と胸が痛くなることがあります。

子どもが画面の前でもじもじしていると、
後ろから「あんた、違うでしょ!」と全部指示を出してしまう。

タイピング練習で、もどかしくなって親が代わりに指を動かしてしまう。
失敗させたくない。その必死な気持ちは、痛いほど分かります。

せっかく学ぼう、吸収しようとしている子どもの気持ちをくじいてしまう行為。
先回りをされた子どもは、一瞬で飽きて、やめてしまうのです。

子どもだって、最初は自信がありません。
自信がないから、大人が答えを用意してくれると、どうしても楽な方へ流れてしまう。

教室でも、一つヒントを出してあげると、次のヒントや次の答えを待って、ピタッと止まって待っている子もいました。

子どもは本当に上手(うわて)です。
大人の「教えたい欲求」を、見事にくすぐってくる。

「待っていれば、答えを教えてくれる」
「間違えると気まずいから、動くのをやめよう」

これは、自分から「助けて」と言うのとは、決定的に違います。
自分からSOSを出したときは受け身ではないから、少なくとも(少しは)聞く姿勢ができています。

大人が先回りして答えを教え続けると、子どもは「間違える恐怖」から思考停止します。もじもじして待つ「指示待ち人間」の誕生です、これは受動なんですね。

手が止まって固まっている子どもを見たとき、私は全員に同じ対応はしません。 その子によって、対応はかなり変えます。その子に一番合ったやり方をします。

すぐに答えを言わずにヒントを出すこともあれば、あえて最初に答えを出してあげて、その先にある「デキタ!」を早く体験させてあげた方がいい子には、そうすることもあります。

ただ、どんな対応をするときも、絶対に譲らない一線があります。 それは、子ども自身から「ヘルプサイン」を出してもらうこと。
大人が先回りして手を出したら意味がありません。 子どもが自分から動くのを、じっと待ちます。

サインを受け取ったあとも、私はあえて「うすぼんやりとした目」で、一歩引いて俯瞰します。 細かく見すぎない。
細かく見すぎると、どうしても子どもの「アラ」が見えてしまうから。 気になって、ついつい口を出して注意したくなってしまうから。

あえて、細かく見ない。 信じて、うすぼんやりと見守る。 実はこれ、ものすごくパワーがいることなんです。

なぜ、そこまでして待つのか。

その方が子どもたちが爆発的に伸びる、という確信と実績があるからです。 ただ子どもを「信じて待つ」。それだけで、子どもは自分の力で動き出します。

あるいはもう一つ、私自身の少年時代の経験があるから。
大人にジロジロとチェックされていると感じるだけで、萎縮して、固まってしまう子どもでした。 でも、逆に褒められて、自由にさせてもらえると、どんどん面白いアイデアが湧き出てきた。

子どもの可能性の芽を摘むのも、伸ばすのも、大人の「視線」一つなのです。

そもそも、今は大人の時代の「正解」が、そのまま我が子の未来の正解にはならない時代。

私たちの親世代には、勉強にも仕事にも、ある程度の「決まった正解」がありました。 先輩の言う通りに動けば、間違いのない時代です。

でも、今は違います。 世の中がどれだけ便利になっても、技術が変わっても、 親の過去の経験が、そのまま我が子の未来の生存戦略にはならない世の中。

誰かに聞いたって、誰も「たった一つの正しい正解」なんて持っていません。

だからこそ、どんな時代になっても、どんな仕事に就いたとしても、 自分で考えて、その場の状況に泥臭く対応していく力が必要なんです。

大学生の娘を見ていても、本当にそう痛感します。
むしろ親が出しゃばらない方が、子どもは自分の力で、勝手にたくましく進んでいく。

だから、すまいる・キッズでは、 あえて1回のレッスンで目に見える進捗がなくても、私はまったく焦りません。

子どもの力を信頼して、待つ自信があるからです。

お母さん、あなたはもう十分がんばっています。 残りの20点はあえて気を回さず、「うすぼんやり見る」心の余白にしませんか?

肩の力を抜いて、私に任せてみてください。
子どもたちは、私たちが思うよりずっと、自分で伸びていく力を持っていますから。

とどちゃん(西尾茂和)の写真

その子の持つ得意を見つけ、磨き、伸ばす、安心して学べる教室

西尾茂和(とどちゃん)

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ 代表・メインインストラクター

  • 日本褒め言葉カード協会 藤井寺支部長
  • 褒め言葉トランプマスターインストラクター
  • IT業界20年以上

教室の方針 「いいところを見つけて、ほめて伸ばす」 小さな「できた!」を積み重ねて、自信と自立につなげます。

高校時代にプログラミングの面白さに出会い、大学卒業後はシステム開発やソフトウェア分野など、IT業界で20年以上の経験を重ねてきました。 技術スタッフとして顧客向けプレゼンテーションを年間100回以上担当し、「難しいことを、わかりやすく伝える力」を磨いてきました。

2012年にパソコン教室 スマイル・カフェを開業し、2015年にこどもプログラミング教室 すまいる・キッズをスタート。 こども向けプログラミング教育がまだ一般的でなかった頃から取り組み、これまでに累計約200名のお子さんの学びと成長に関わってきました。

子どものころのぼく自身は、とても繊細で、叱られている声を聞くだけでもドキドキしてしまうタイプでした。
だからこそ今は、安心できる関わりの中でこそ、人は力を発揮できると信じています。
教室では、褒める・認める・寄り添うことを大切にしながら、子どもたちが 「できた!」「もっとやりたい!」を重ねられる場づくりを続けています。

※「うちの子に合うかな?」「自信があまりないけど大丈夫かな?」という方も大歓迎です。 まずは体験で、教室の雰囲気を見に来てください。

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