いつもありがとうございます。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
今週、毎日パソコン入力コンクールの練習をしていた時のことです。
小学校低学年向けのことわざ入力に、なんでもそつなくこなすKくんにも挑戦してもらいました。
ホームポジションはめちゃくちゃ得意です。
だからこそ、その安全な世界から少し飛び出して、少し上を向いての挑戦。少し背伸びをして練習してもらいました。
このカテゴリになると、漢字変換をすること、間違えた文字を消すこと、入力をやり直すことなど、これまでよりたくさんの作業が出てきます。
そして、漢字の読みを間違えて覚えていると、当たり前ですが変換もうまくいきません。
そんな新しい作業が増えて、思うように進みませんでした。
そして、すこ〜し涙が出てきました。
新しいことへ挑戦すると、それまでのように「そつなく」とはいかないものです。
涙が出ることは悪いことじゃない
悔しくて涙が出ること自体は、悪いことではないと思っています。
それだけ本気で取り組んでいたということでもあります。
「できるようになりたい」
「うまくやりたい」
そんな気持ちがあるからこそ、悔しくなるのだと思います。
同じ涙でも、いろいろある
ただ、同じ涙でも、いろいろあるような気がしています。
悔しい涙。
不安な涙。
緊張の涙。
自分を責めてしまっている涙。
「もうできない」と頭の中がいっぱいになってしまっている涙。
私は心理学を専門に勉強したわけではありません。
でも、長く子どもたちを見ていると、同じ涙でも、その奥にある気持ちは一人ひとり違うように感じます。
自分を責めすぎなくていい
今回の涙は、どちらかというと、これまではうまくできていたのに、
「できない。できない。できない。」
そんな思いが積み重なって、感情が高ぶって出てきた涙のように見えました。
できない自分が悔しかったのだと思います。
すこーし涙を流している様子に気づいていたスタッフも、そっと見守っていました。
私も、きっとすぐにできるようになって「けろっ」とするだろうと、どこかで確信していました。
たまたま隣の女の子がとてもタイピングが得意で、めちゃくちゃ高速で入力している姿を見ていたこともあったのかもしれません。
でも、この悔しさをバネにして、きっとすぐに追いついてくるだろうなと思っています。
大切なのは、その後
涙が出るくらい感情が高ぶると、次のことを考える余裕がなくなる子もいます。
だからこそ、大切なのは、
泣かなかったか。
涙を我慢できたか。
ではなく、
少し落ち着いた時に、
「もう一回やってみようかな。」
「次は頑張ろうかな。」
そんな気持ちに戻ってこられるかどうかなのかなと思っています。
できないことを笑って、涙を隠しながらも、
心の中では、
「次はできるようになりたい。」
そんな小さな火を燃やせる子は、少しずつ強くなっていくように感じます。
涙の向こう側にあるもの
だから私は、涙を見た時に、
「泣かないで。」
とはあまり言いません。
それよりも、
「今、この子の心の中では何が起きているんだろう。」
そんなことを考えるようにしています。
でも、できない自分を責めている涙には、積極的に関わります。
そんな子は、実はたくさんのできていることがあるのに、それには目を向けず、「できていない一点」だけを見て、自分を責めているように感じるからです。
だから、少し落ち着いてから、できているたくさんの部分を具体的に褒めて励まします。
そして、もう一度前を向けるように、心の力が少しでも前に向くように、いろんな言葉を掛けます。
悔しさを、自分を責める方向ではなく、次の一歩につなげていけるように。
その小さな火を消さないように。
そんなことを考えながら、子どもたちの涙を見守っています。
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