こんにちは。
大阪・藤井寺、羽曳野、柏原エリアのこどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
すまいる・キッズの普段のレッスンは、子どもたちが動画やテキストを見ながら、自分のペースで進めていく形を大切にしています。
自分で見て、考えて、試してみる。
うまくいかなかったら、もう一度やってみる。
それでも分からない時は、先生にヘルプを出す。
そうやって、少しずつ自分で学ぶ力を育てていきます。
でも、子どもたち全員が、最初から同じように進められるわけではありません。
横道にそれている。でも、サボっているわけではない
ある生徒さんは、普段のレッスンの中で、難しいところに当たると、なかなか「ヘルプ」が言えないことがあります。
分からない。
でも、どう聞いたらいいか分からない。
先生に声をかけるタイミングもつかみにくい。
そうしているうちに、気づけば教材の本筋から少し横道にそれていることがあります。
たとえば、教材の中ではそこまで求められていないのに、キャラクターのデザインをものすごく作り込んでいたり。
背景を細かく整えていたり。
作りかけのゲームを何度も動かしながら、自分なりに調整していたり。
だから、間違いなく横道にはそれています。
でも、それはぼーっとしているわけでも、まったく関係のないことをしているわけでもありません。
むしろ、すごく集中しています。
画面をじっと見ている。
手も動いている。
自分の中では、きっと何かを考えている。
だから、こちらもすぐには止めに入りにくいのです。
「違うことをしている」と言い切るには、あまりにも一生懸命。
でも、レッスンが終わってみると、教材として進めたかったところはあまり進んでいない。
そこで、「ああ、今は集中していなかったんじゃなくて。集中の向きが少しづれて、思考の森にはいっていって、迷子になって、でも迷子になったことも分からないくらい夢中になっているんだ」
と感じることがあります。
とどちゃんにも、少し心当たりがあります
実は、こういうことは、とどちゃんにも少し心当たりがあります。
結構手に取るようにわかる感じがします。
何かを探していたはずなのに、ふと別の物が目に入って、そちらが気になってしまう。
調べものをしていたら、気になる言葉が出てきて、そこからまた別の情報へ。
さらに別の情報へ、どんどん枝分かれしていく。
気がついたらすごい時間がたっている… 、最初にやろうとしていたことからずいぶん離れているやん!!。
そんなことが、私にもあります。
だからこそ、子どもたちが横道にそれている時も、単純に「集中していない」とは思えないのです。
横道にはそれている。
でも、その子の中では何かが動いている。
作品づくりの周辺にいて、自分の興味のあるところに入り込んでいる。
そんなふうに見えることがあります。お
だから、ただ叱って本筋に戻すだけでは、少し違う気がしています。
限られた時間だからこそ、集中の向きを変えてあげたい
もちろん、教室には決まった時間の中で来ていただいています。
保護者さまから大切な時間と費用を預かっている以上、
「今日は楽しく過ごしました」だけで終わらせるのではなく、
ちゃんと学びにつながる時間にしてあげたい。
ここは、私もいつも考えるところです。
だから大切なのは、その集中を止めることではなく、集中の向きを少し変えてあげることだと思っています。
「それは面白いね。じゃあ、それを今日の作品の中で使ってみようか」
「今作っているそのデザイン、こっちのプログラムにつなげられそうだね」
「そこまで考えられるなら、次は動きも入れてみようか」
そんなふうに、横に広がった集中を、もう一度作品づくりの流れにつなげていく。
これが、その子にとって必要なサポートなのかもしれないと思っています。
AIプログラミングは、その子に合う入口かもしれない
その生徒さんは、もともとアイデアがたくさん出る子です。
「こんなゲームにしたい」
「こういう動きがあったら面白い」
「ここをこうしたら楽しい」
頭の中には、いろいろな発想があります。だから思考の迷路に入り、迷子なってしまっている。
それを実際の形にするところで止まりやすい。
アイデアはある。
でも、プログラムとして組み立てるところで難しくなる。
そこからヘルプが出せずに、作品づくりの周辺へ入り込んでしまう。
そんな姿を見てきたので、今回、AIプログラミング講座への参加を保護者さまにお声かけしました。
AIプログラミングは、自分のアイデアを言葉で伝えながら、少しずつ形にしていくことができます。
もちろん、AIが全部やってくれるわけではありません。
出てきたものを見て、試して、直して、また考える。
思った通りに動かなければ、どこを直すか考える。
自分のイメージを、もう一度言葉にして伝える。
そういうやり取りが必要です。
でも、アイデアをたくさん持っている子にとっては、最初の一歩が出しやすくなる道具でもあります。
関わり方を少し変えると、表情が変わる
昨日のAIプログラミング講座では、たまたまマンツーマンに近い形になりました。
そこで、いつもより横について、少し早めに声をかけながら進めました。
少し引っかかったら、すぐに一緒に考える。
止まりそうになったら、少しだけ道を示す。
集中の向きが横に流れすぎそうになったら、そっと作品づくりの方へ戻す。
すぐに手を貸すことが、いつも正解というわけではありません。
自分で考えて、自分で試して、自分で結果を見て、違ったらやり直す。
そういう力が育っている子には、あえて待つことも大切です。
でも、その子の今の状態を見て、昨日は「少し早めに支える」ことが必要だと感じました。
まずは、
「自分のアイデアが形になった」
「思っていたものが動いた」
「面白いものが作れた」
という体験を積んで、自信につなげることが大切だと思ったからです。
すると、やっぱり表情が変わりました。
自分の考えたものが、画面の中で動き出す。
AIに伝えた言葉が、少しずつゲームの形になっていく。
うまくいかないところを直して、また動かしてみる。
その時の目の輝きは、普段のレッスンとは少し違って見えました。
「ああ、この入口は、この子に合っているのかもしれない」
そう感じました。
子どもに合わせて、入口を探す
教室で大切にしたいのは、子どもを一つの型にはめることではありません。
テキストを見ながらコツコツ進めるのが得意な子もいます。
自分で試行錯誤しながら進めるのが得意な子もいます。
誰かと話しながら考えることで、力が出る子もいます。
アイデアを言葉にして、それを形にしていくことで輝く子もいます。
その子に合う入口が見つかると、目の輝きが変わることがあります。
もちろん、横道にそれることもあります。
遠回りすることもあります。
教材の進み具合だけを見れば、思うように進んでいないように見えることもあります。
でも、その子の中にある集中力やアイデアは、決して無駄ではありません。
大切なのは、それをどう本筋につなげていくか。
昨日のAIプログラミング講座では、関わり方を少し変えることで、その子の良いところが引き出せる予感がありました。
横道にそれているようで、実はすごく集中している。
その集中の向きを、少しだけ学びの方へ向けてあげる。
そんな関わり方を、これからも一人ひとりに合わせて考えていきたいと思っています。
すまいる・キッズでは、プログラミングを通して、子どもたちの「できた」「考えた」「伝えられた」を大切にしています。
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