子どもの“できない”部分ばかりに目を向けていませんか?『どうしてこれができないの?』と感じることがあっても、実はその子には別の力が秘められているのかもしれません。
足りない部分が大きな欠点に見える時
そんな姿を見ると、
「もっと頑張ればできるのに」
「どうして覚えられないのだろう」
と思ってしまうことがあるかもしれません。
けれど、比べる相手がとてもよくできる子だったり、大人が思い描く理想が高すぎたりすると、ほんの少し足りない部分が、大きな欠点に見えてしまいます。
アリロゴルフで見えた得意と苦手
アリロは、前進、後退、右を向く、左を向くといった動きを、ボタンで順番に入力できるロボットです。
アリロゴルフでは、指定されたゲートを通り、ゴールまでの動きをプログラミングします。
この競技では、子どもたちの得意と苦手が鮮明に表れました。
一度試した動きを正確に覚え、ホールインワンを連発するお子さんがいました。
一方で、ほかのお子さんは、
「今、どこにいるのか」
「どちらを向いているのか」
が分からなくなり、途中で迷子になってしまいます。
進んだ回数、現在地、ロボットの向き、次の動きを同時に考えるため、頭の中が混乱するのです。
頭の中で分からなければ、身体を使う
特に難しいのが、「右を向く」と「右へ進む」の違いです。
そこで最初は、ロボットが右を向けば自分も右を向き、左を向けば自分も左を向きます。
身体を使うと、ロボットから見た右と左が分かりやすくなります。
経験を重ねるうちに、身体を動かさなくても、頭の中でロボットと同じ方向を向けるようになります。
経験した方法が、少しずつ頭の中の道具になっていくのです。
経験した方法が自分の力になる
生まれつき自然に100点が取れる子もいます。
同じようにはできなくても、方法を知り、経験を積めば、80点まで近づけるかもしれません。
一つの力では届かなくても、自分の得意を生かせば、別の形で並び立つことができます。
欠けたリンゴばかり見ていませんか
少し欠けたリンゴを見た時、欠けた部分ばかりが気になって、たくさん残っている甘い果肉を見逃していませんか?子どもたちの成長も同じです。“欠けた部分”ではなく、“残っている果肉”をどう生かすかが、大きな可能性を引き出す鍵になるのです。
今ある良いところから才能は育つ
足りないところを埋めることだけが、成長ではありません。
今あるものを、どう生かすか。
すでに持っている良いところを見つけ、認め、伸ばしていく。
すごい才能が開花する始まりは、欠けた部分を探すことではありません。
まずは、お子さんの良いところを一つ見つけて、今日から褒めてみませんか?その一言が、子どもの自信を育て、才能を開花させる第一歩になるかもしれません。
すまいる・キッズでは、プログラミングを通して、子どもたちの「できた」「考えた」「伝えられた」を大切にしています。
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