「子どもたちの本気を感じた瞬間、あなたはどんな気持ちになりますか?」
失敗を重ねても、諦めずに挑戦する姿。
それが、今回のURC2026で、子どもたちが見せてくれたものでした。
子どもたちと一緒に、URC(ユニバーサル・ロボティクス・チャレンジ)2026日本大会へ挑戦しました。
順位は、まだ発表されていません。
でも、私の中では、すでに大きな収穫がありました。
特に印象に残ったのは、低学年クラスの子どもたちの成長です。
最初は、思うように動かなかったロボット。
何度も失敗しながら、
「もう一回やってみよう。」
「ここを変えたらどうなるかな。」
と、試行錯誤を重ねました。
自分たちで考え、少しずつ完成に近づけていく姿から、技術だけでなく、最後までやり抜く力も育っていることを感じました。
一方で、私自身が考えさせられたこともあります。
2020年以前のURCは、予選大会から各地の会場に集まり、その場で競技をしていました。
会場には、自分たちより速く、正確に動くロボットがあります。
工夫された仕組みや、洗練されたプログラムを目の前で見て、
「すごい!」
「来年は負けたくない!」
と、目を輝かせる子どもたちがいました。
競技直前には、会場全体がしびれるような緊張感に包まれます。
そして、競技に負けて、本気で泣く子もいました。
でも、その悔しさを経験した子ほど、その後ぐんぐん伸びていくのです。
コロナ禍以降、大会はオンライン形式になりました。
各教室で競技を録画し、動画と得点を事務局へ提出して順位を競います。
遠方からでも参加しやすい、とても良い仕組みです。
ただ、動画は何度でも撮り直すことができます。
頑張る子は、「奇跡の一回」を信じて、何度も挑戦します。
その粘り強さは、もちろん素晴らしい力です。
でも、本当に目指してほしいのは、偶然の成功ではありません。
「どうすれば毎回成功するのか。」
原因を考え、動きを観察し、プログラムを少しずつ磨いていくことです。
10回やって、10回成功する。
そこに、プログラミングの本当のおもしろさがあります。
また、高学年や中学生になると、
「難しいからやめておこう。」
「勝てそうにないから。」
と、挑戦する前に諦めてしまう子もいます。
無理に競わせたいわけではありません。
でも、もっと頑張れる力があるのに、挑戦せずに終わるのは、本当にもったいない。
もっと挑戦したいと思える環境をつくること。
子どもたちの「やってみたい」という心に火をつけること。
それは、私自身の課題でもあります。
今回、低学年の子どもたちは、その可能性をたくさん見せてくれました。
大会で大切なのは、順位だけではありません。
本気で考えること。
本気で悔しがること。
本気で挑戦すること。
その経験こそが、子どもたちを大きく育ててくれるのだと思います。
来年は、今年以上に「挑戦してよかった」と思える大会にしたい。
そして私自身も、子どもたちの心に火をつけられる指導者になれるよう、学び続けたいと思います。
すまいる・キッズでは、プログラミングを通して、子どもたちの「できた」「考えた」「伝えられた」を大切にしています。
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