
できた!の笑顔は好奇心から始まる。
子どもが「やってみよう!」と動き出すとき、
その背中を押しているのは―― 好奇心。
すまいる・キッズでは、その小さな火を大切に育てながら、
「できた!」の笑顔があふれる瞬間を、そっと見守っています。
【すまいる・キッズの探求学習】
「どうしたら?」を「できた!」に変える、小さな一歩の積み重ね
こんにちは。こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです(西尾)😊
子どもが「やってみよう!」と一歩をふみ出す前には、必ずそのきっかけがあります。
それは―― 好奇心。
でも、好奇心は勝手に育つものではありません。
「楽しい!」「おもしろい!」という気持ちと、「もっと知りたい」という関心から育つのです。
🌱 好奇心が芽生えると探求が始まる
私は会社員時代、新人研修で自分なりに工夫して書いた設計書を、先輩に「なめてるのか」と一刀両断されたことがあります。
あのときは、胸の奥にあった 好奇心の芽を踏みつぶされたような悲しさ を感じました。
だからこそ今、子どもたちには同じ思いをさせたくない。
どんな小さな工夫も「いいね!」と認めて、そこからさらに伸ばすサポートをしたいと思っています。
🤔 涙の「できた!」
「できた!」は、結果が出たときの喜びだけではありません。
Kさんが難しいロボットに挑戦していたことがありました。
2時間と休憩30分をフルに使って、一心不乱に作り続ける姿。
「頑張りすぎるとしんどくなるよ」「水分補給してね」と声をかけても、返事もそこそこに夢中で取り組んでいました。
ロボットプログラミングの厳しいところは、見た目が完成していても、プログラムに少しでもバグがあると動かないこと。
この日も、形はできているのに思った通りには動かず、時間を延長しても次のクラスが始まる直前でタイムアップになってしまいました。
その瞬間――大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちたのです。
「真剣に取り組んでも、うまくいかないこともある」 その経験はとても大きなもの。
だからこそ、次にロボットが思い通りに動いたときのKさんの笑顔は、いっそう輝いて見えました。
涙と笑顔、そのどちらも本気で向き合った証。
そして私は確信しています。
涙ごと抱きしめられる『できた!』こそ、本物の成長の証なのだと。
💡 探求が「生きる力」になる
混とんとした社会では、誰かの答えが必ずしも正しいとは限りません。
だからこそ、子どもたちには「仮説を立てて、試して、検証して、また試す」という探求の力を育んでほしいのです。
当教室でも、教材には答えが用意されていることが多いですが、
あえて「どうしたらいいんだろう?」と自分で探し求める経験を大事にしています。
楽しい!と思える小さな成功体験を積み重ねることで、探求は自然に始まります。
そして、その積み重ねが「自律」につながり、やがて「自立」へと育っていきます。
🌟 もう一度、小さな自分へ
子どもたちと接していて、よく思うことがあります。
もし過去に戻れるなら、小さな自分にこう伝えたい。
「それでいいんだよ。自分は自分。他人は他人。
自分の得意を活かして、その分野で抜きんでた存在になればいい。
そして、周りの子たちの“得意”を合わせれば、もっと大きな力になる。
一人ではできないことも、みんなと一緒ならきっとできる。
だから、自分の得意を磨くことを大切にすればいいんだよ。」
この言葉を、今、教室の子どもたちにそのまま伝えたいと思っています。
😊 「できた!」の笑顔へ
興味と楽しさから生まれる好奇心。
そこから始まる探求。
そして最後に広がる「できた!」の笑顔。
すまいる・キッズは、その一つひとつの瞬間を大切にしながら、子どもたちに寄り添い続けます。
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