結果を急がせないことが子どもの成長につながる|プロセスを大切にする教室

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教室日誌|信頼して待つ、信頼して見守る、結果が出るのを期待しない


こんにちは。
藤井寺のこどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。

去年の春に入ってくれたお子さんがどんどん、すくすくと伸びていますね、今年も春の入会で新し仲間が増えています。
年長さん、小学1年生の入会が多いですが、まだ席には余裕があります。お待ちしております。

今日は、ぼくが子どもたちと向き合うときに、いつも心の中で大切にしていることを書いてみようと思います。

以前、喜多川泰さんの本を読んだときに、心に深く残った言葉がありました。

「信頼して待つ、信頼して見守る、結果が出るのを期待しない」

この言葉を読んだとき、ぼくの中でとても腑に落ちるものがありました。

子どもたちと関わっていると、どうしても大人は目に見える結果を求めたくなります。
できたか、できなかったか。
早く進めたか、まだなのか。
分かったのか、分かっていないのか。

でも、本当に大切なのは、そこだけではないんじゃないか。
むしろ、結果を急がせすぎることで、子どもの大事な育ちを邪魔してしまうことがあるんじゃないか。
ぼくは、そんなふうに思っています。

結果を急がせると、子どもは考えなくなることがある

プログラミングでも、子どもたちはすぐに答えを出しているようでいて、その前にたくさん考えています。

どうしたらうまくいくかな。
なんで動かなかったんやろう。
こっちを変えたらどうかな。
もう一回やってみようかな。

そうやって、試して、迷って、考えて、また試していく。
その時間の中で、子どもたちは少しずつ力をつけていきます。

ところが、まわりの大人が結果を急がせてしまうと、その大事な時間が削られてしまうことがあります。

早く。
まだなん。
できた?
正解はどれ?

そんな空気の中では、子どもはじっくり考えるよりも、早くそれらしい答えを出そうとしてしまいます。

でも、本当の意味で力になるのは、急いで出した答えよりも、自分で考えた時間のほうなんですよね。

成果よりも、そこに向かうプロセスを大切にしたい

ぼくは、子どもたちの成果をまったく大切にしていないわけではありません。
できるようになることも、上達することも、もちろん嬉しいです。

でも、それ以上に大切にしたいのは、そこに向かうプロセスです。

うまくいかなくても、あきらめずにもう一度やってみた。
分からないまま止まるのではなく、自分なりに考えてみた。
苦手なことでも、その場にいようとした。
ちょっと勇気を出して、ひとつ試してみた。

そういう姿は、すぐに点数や形には表れないかもしれません。
けれど、子どもの中では、そういう一つひとつがちゃんと積み重なっています。

だからこそ、ぼくは結果だけを見るのではなく、その過程を見たい。
そして、その過程を認めて、しっかり褒めたいと思っています。

子どもの成長には、さなぎの時期がある

子どもの成長を見ていると、変化がすぐに見える子もいれば、ゆっくりゆっくり育っていく子もいます。

少しずつ分かりやすく伸びていく子もいれば、ある時期までは外から見て、ほとんど変わっていないように見える子もいます。

でも、ぼくは、そういう時期にも大きな意味があると思っています。

蝶は、卵から幼虫になり、さなぎになって、やがて蝶になります。
さなぎの時期は、外から見ると、じっとしていて変化がないようにも見えます。

けれど、実際には、その中で大きな変化が起きています。
一度大きく組み替わりながら、次の姿になるための準備をしているわけです。

子どもの成長にも、そういう「さなぎの時期」があるんじゃないかと思うのです。

一見すると、止まっているように見える。
何も考えていないように見える。
前に進んでいないように見える。

でも、その子の中では、次に羽ばたくための準備が、静かに進んでいるのかもしれません。

だから、無理に皮をはがすようなことはしたくない

もし、さなぎに向かって「早く蝶になって」と急かしたらどうなるでしょうか。
無理やり皮をはがしてしまったら、まだ中は蝶の形にはなっていないかもしれません。

それと同じように、子どもにも、今はまだ形になっていない時間があります。

その時に、大人が焦って結果を求めすぎると、その子の中で進んでいる大事な準備を壊してしまうことがあるかもしれません。

親や大人が求める「いい結果」を、子どもはとても敏感に感じ取ります。
すると、自分のペースで考えることよりも、期待に応えることが優先になってしまうことがあります。

早く結果を出さなあかん。
ちゃんとできたように見せなあかん。
がっかりさせたらあかん。

そんな焦りが強くなると、じっくり考えるより、取り繕うことのほうが先になってしまうこともあります。

だからこそ、結果を急がせないことは、ただ優しくすることではなく、子どもの心と成長を守ることにもつながるのだと思います。

見えない成長を、信じて待つ

ぼくは、子どもたちの見える成長だけでなく、見えない成長も信じていたいと思っています。

今すぐに結果にならなくてもいい。
今すぐに分かりやすい成果が出なくてもいい。
その子の中で、ちゃんと育っているものがあるなら、それを信じて待ちたい。

それは、放っておくことではありません。
何も見ないことでもありません。

よく見て、感じて、必要な時には声をかける。
でも、必要以上に急かさない。
大人の思うタイミングで無理やり答えを出させようとしない。

その子がその子の力で育っていくことを信頼して、待つ。
ぼくにとっての「見守る」は、そういうことなんだと思います。

教室で大切にしたいこと

すまいる・キッズでは、子どもたちが安心して学べることを大切にしています。

苦手なことを無理に押しつけるのではなく、
その子が今どんな気持ちでいるのかを見ながら、
どんな言葉なら届くのかを考えながら、
その子のペースを大切にしたいと思っています。

目の前の一回の結果だけにとらわれるのではなく、
長い目で見て、その子が自分で考えられること。
自分の力を信じられること。
そして、自分らしく進んでいけること。

そんな力につながる時間を、一緒に積み重ねていけたら嬉しいです。

子どもの成長には、
すぐに花開く時期もあれば、
じっと見えないところで育っている時期もあります。

だからこそ、急がせすぎず、比べすぎず、
その子の中にある育つ力を信じて、これからも見守っていきたいと思っています。


とどちゃん(西尾茂和)の写真

その子の持つ得意を見つけ、磨き、伸ばす、安心して学べる教室

西尾茂和(とどちゃん)

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ 代表・メインインストラクター

  • 日本褒め言葉カード協会 藤井寺支部長
  • 褒め言葉トランプマスターインストラクター
  • IT業界20年以上

教室の方針 「いいところを見つけて、ほめて伸ばす」 小さな「できた!」を積み重ねて、自信と自立につなげます。

高校時代にプログラミングの面白さに出会い、大学卒業後はシステム開発やソフトウェア分野など、IT業界で20年以上の経験を重ねてきました。 技術スタッフとして顧客向けプレゼンテーションを年間100回以上担当し、「難しいことを、わかりやすく伝える力」を磨いてきました。

2012年にパソコン教室 スマイル・カフェを開業し、2015年にこどもプログラミング教室 すまいる・キッズをスタート。 こども向けプログラミング教育がまだ一般的でなかった頃から取り組み、これまでに累計約200名のお子さんの学びと成長に関わってきました。

子どものころのぼく自身は、とても繊細で、叱られている声を聞くだけでもドキドキしてしまうタイプでした。
だからこそ今は、安心できる関わりの中でこそ、人は力を発揮できると信じています。
教室では、褒める・認める・寄り添うことを大切にしながら、子どもたちが 「できた!」「もっとやりたい!」を重ねられる場づくりを続けています。

※「うちの子に合うかな?」「自信があまりないけど大丈夫かな?」という方も大歓迎です。 まずは体験で、教室の雰囲気を見に来てください。

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