注意はユーモアで置き換える

これは信貴山です。本文とは関係ありません こどものいいところ発見

注意はユーモアで置き換える

― 心に届く声かけの話 ―

毎朝、私のところに
藤咲徳朗先生のメルマガ
「365日の幸せの処方箋。読む心のビタミン。
『褒める・認める・感謝するメールセミナー』」
が届きます。

その3307号の中に、思わず頬がゆるみ、
同時に「大切なこと」を思い出させてくれる
素敵なお話がありました。

朝は、家族の“機嫌”が1日の空気を決める

朝は忙しいものです。
時間に追われ、
つい言葉が強くなってしまうこともあります。

・早くしなさい
・何回言ったらわかるの
・もう時間ないでしょ

そんな言葉が続くと、
家の空気は知らないうちに
ピンと張りつめてしまいます。

そして、言われた方も言う方も、あまりいい気分ではないですよね。

でも、藤咲先生が紹介されていたのは、
そんな「お小言」や「注意」を、ユーモアでくるんで伝える朝の風景でした。

眠そうな小学5年生の男の子に、
お母さんが冗談まじりにひとこと。

「おはよう。あなたの顔と頭、
まだ夢の国に置き忘れてるよ〜」

すると息子さんは、
ふにゃっと笑ってこう返します。

「やっぱり?
今日のぼく、心だけ先に起きちゃったんだよね。」

このやりとりで、
眠気も、ピリピリした空気も、
一瞬でほどけたそうです。
お互いに素晴らしいですよね。


ユーモアは、心を“軽くする力”

ユーモアというと、
「センスがある人じゃないと無理」
そう感じる方もいるかもしれません。

でも藤咲先生の文章を読んで、
改めて感じたことがあります。

ユーモアは、
相手を喜ばせたいという優しさの表現。

正そうとする前に、
動かそうとする前に、
まず心を軽くする。

それだけで、
言葉の届き方は大きく変わります。


教室での、小さなユーモアの話

これは家庭だけの話ではありません。
教室でも、よく似た場面があります。

うまくいかなくて、ついキーボードをバンバン叩いてしまう子が、
ときどきいます。

そんなとき私は、こう言います。

「いま、キーボードが
『痛い痛い』って言ってるよ。」

それだけで、
ハッとして手が止まる子もいます。

でも、“あまのじゃくさん”なら、
「そんな言うわけないやろ」と返してきたりします。

そんなときは、腹話術みたいに、
少し声色を変えてこう言います。

「乱暴にしないで……痛いよ……」

「ほら、キーボードも“痛い”って。」

すると空気がゆるんで、
「なにそれ(笑)」と表情がゆるむことがあります。

場の緊張がほどけていくんです。


注意は、あとからでいい

もちろん、
「やってはいけないこと」を
伝えなくていいわけではありません。

でも、気持ちが荒れているときに
正論をぶつけても、
言葉はなかなか届きません。

だからまず、
注意をユーモアに置き換える。

心が落ち着いたあとで、
ゆっくり伝えればいい。

そのほうが、
子どもも自分も、
どちらも傷つきにくいと感じています。


ユーモアは、関係を守るクッション

注意の言葉は、
ときに鋭く、
ときに重たくなります。

ユーモアは、
その前に置く
心を守るクッション。

家庭でも、教室でも、
空気を整えることは
とても大切な「最初の一歩」だと思います。

今日、ひとつだけでも
注意をユーモアに置き換えてみる。

それだけで、
場の空気も、相手の表情も、
少しやわらかくなるかもしれません。

今日も、あなたのまわりに、
小さな笑いが咲きますように。


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