こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
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子どもたちの心を支える声かけとデール・カーネギーの教え
デール・カーネギー氏の名著『人を動かす』には、人間関係を円滑にし、相手の成長を支えるための具体的な方法が数多く紹介されています。この教えを子どもたちとのコミュニケーションに活用することで、彼らの自信を育て、自己成長を促すサポートができます。今回は、特に「5. 相手の面子を保つ」と「6. 小さな進歩を称賛する」に注目し、どのような声かけで応援できるかをまとめてみました。
5. 相手の面子を保つ
(小さな挑戦に臨むのが怖くて、虚勢を張ったり、うまくいかないことを隠そうとする子への声かけ)
小さな失敗や挑戦が怖くて虚勢を張ったり、上手くできないことを隠したくなる子どもには、失敗を恐れずに次の一歩を踏み出せるよう、行動のヒントを伝えたり、具体的なサポートを示したりすることが大切です。気持ちを理解しながらも、無理のない範囲で少しずつ挑戦を応援する声かけを心がけています。
こんな風に声をかけています。
「全部できなくていいよ、少しずつ進めていこうね。」
取り組み前に課題が多いことを伝え、少しずつで大丈夫と励ますことで、気負わずスタートできます。
「すごく集中してよく頑張ってるね、でも困ったことがあったら“とどちゃんヘルプ”と言ってね。」
努力を認めつつ、助けを頼る安心感を伝えることで、困った時に無理せず頼ることができるようにします。
「一緒に工夫してみようか。君のアイディアがあると、もっと良くなると思うよ!」
アイディアを尊重し、協力を示すことで、無理にうまく見せようとせず、自然体で挑戦できるようサポートします。
6. 小さな進歩を称賛する
(頑張って努力しているけど、うまくできない子への声かけ)
不器用でも真面目に取り組む子どもは、夢中でいると自分のペースに気づかず、周りと比べて遅れていると感じると不安や焦りを抱きやすいものです。こうした子どもたちには、彼らの努力や小さな成長をしっかりと認めて励ますことが大切です。
こんな風に声をかけています。
「今日は前回より少しだけスムーズにできたね!その小さな成長が本当に素晴らしいよ。」
小さな進歩も見逃さず、具体的に指摘することで自己成長を実感させます。
「ここ、前は難しかったけど今日は自分でやり遂げたんだね!頑張りが実ってるよ。」
苦手だった部分の成功を具体的に褒めることで、達成感を共有し、さらなる挑戦への意欲を引き出します。
「一つひとつ丁寧に取り組んでいる姿がとても素敵だよ。しっかりと努力が積み重なっているから大丈夫だよ。」
努力自体を称賛し、焦りを和らげることで、周りとの比較ではなく自分自身に集中できるように導きます。
こうした声かけを通して、子どもたちは安心して前向きに取り組むことができ、自己肯定感を高めながら成長していきます。それぞれの子どもたちが自分のペースで健やかに成長し、未来が明るくなるよう、これからも寄り添い、サポートしていきたいと思います。
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