「ヘルプを出せること」と「自分でやりきること」、どちらも大切

こどもの未来を創る

教室日誌|2026年4月11日土曜日

こんにちは。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。

今日は土曜日の朝10時からのクラス。
8名の子どもたちが参加して、スタッフ3名で対応していました。

その中で、今日はちょっとあらためて感じたことがありました。
8名のうち、女の子が4名。
しかも中学生女子が3名いて、学年のバランスも、男女のバランスも、少しずつ変わってきたなあと思ったんです。

プログラミング教室というと、まだまだ男の子が多いイメージを持たれることもあると思います。
でも実際には、女の子たちも自然に学んでいて、中学生も小学生も同じ空間の中で、それぞれの課題に向き合っています。

そして今日、あらためてうれしく思ったのは、この女の子4人が、みんな「ちびっこロボ・プログラミングコース」からステップアップしてきた子たちだということです。

小さいころから通ってくれて、少しずつ積み重ねながら、ここまで育ってきてくれた。
そう思うと、なんだかしみじみうれしくなりました。
長く通ってくださっていることに、本当に感謝だなあと思います。

教室の中で育っていくのは、プログラミング作成の力だけじゃない

こうして長く子どもたちを見ていると、教室の中で育っていくのは、作品づくりの力だけじゃないなあと感じます。

今日も、そんなことをあらためて思わせてくれる場面がありました。

新5年生の女の子が、発表の時間にこんなことを話してくれたんです。

「今日は難しかったし、うまくいかないこともあったけど、とどちゃんにヘルプを出さないで、最後までうまく作ることができました。それが今日、とてもうれしかったことです」

それを聞いて、ぼくはすごくうれしくなりました。

もちろん、作品が完成したこともうれしかったです。
でも、それだけじゃなかったんですね。

難しいところがあっても、自分の力でやりきろうと頑張ったこと。
そして、そのことを自分の言葉でしっかり発表してくれたこと。
そこが、本当にすてきだなと思いました。

「自分でできた」は、その子の力になる

やっぱり、自分の力で頑張って、最後までやりきれたという経験は大きいです。

ただ「できた」という結果だけじゃなくて、
「難しかったけど、自分で乗り越えられた」
という感覚が、その子の中に残るんですね。

この感覚は、次に何か難しいことに出会ったときの支えになります。
あのときもできたから、今回もやってみよう。
そんなふうに、自分を支える土台になっていくんだと思います。

ぼくは、こういう「できた」の積み重ねって、本当に大事だなあといつも思います。

でも、その前に「ヘルプを出せること」も大事

ただ、ここで大事なのは、何でも最初からひとりで頑張ればいい、ということではないということです。

今日発表してくれたその子は、ふだんはどちらかというと、
「助けて」
「ヘルプ」
をしっかり出せるタイプの子なんですね。

ぼくは、それもすごく大事な力だと思っています。

なぜかというと、上手にヘルプを出せるということは、
「ここまではわかる」
「ここからはわからない」
を自分で感じ取れている、ということだからです。

そして、自分では難しいことを、必要なときには人に頼れる。
これは、子どものうちだけじゃなくて、大人になってからもずっと大事な力だと思うんです。

「助けてもらう時期」があるから、「自分でできる」が育っていく

まだ始めたばかりの子に、最初から全部自分で頑張ってごらん、と言っても、それはやっぱり難しいです。

知識のたくわえも、経験も、まだ少ない。
だから、何をどう考えたらいいかもわからない。
それは当然なんですね。

だからこそ、まずは
「わからないことを、わからないと言える」
「どんなふうに質問したらいいかを覚える」
そんな段階が、とても大事だと思っています。

その時期を通るからこそ、少しずつ
「ここは自分でできそう」
「ここまではひとりで頑張ってみよう」
が増えていきます。

そして、ある日、今日みたいに
「ヘルプを出さずに最後までできた」
という経験につながっていくんだと思います。

いきなり何でもひとりでできるようになるわけじゃない。
でも、助けてもらいながら、少しずつ「自分でできる」を増やしていく。
その流れが、とても大切なんですよね。

どちらも、その子の成長に必要な一歩

教室の中で育てたいのは、ただ作品が完成することだけではありません。

自分で頑張れる力。
必要なときに助けを求められる力。
そして、できた自分を、自分の中でちゃんと認められる力。

「ひとりでやれた」
も大事。

「助けてと言えた」
も大事。

そのどちらも、その子の成長の中では大切な一歩なんだと思います。

今日の発表を聞きながら、そんなことをあらためて感じました。

子どもたち一人ひとりが、無理なく、自分のペースで、
「できる自分」
を増やしていける教室でありたい。

そんな思いを、また強くした土曜日でした。


とどちゃん(西尾茂和)の写真

その子の持つ得意を見つけ、磨き、伸ばす、安心して学べる教室

西尾茂和(とどちゃん)

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ 代表・メインインストラクター

  • 日本褒め言葉カード協会 藤井寺支部長
  • 褒め言葉トランプマスターインストラクター
  • IT業界20年以上

教室の方針 「いいところを見つけて、ほめて伸ばす」 小さな「できた!」を積み重ねて、自信と自立につなげます。

高校時代にプログラミングの面白さに出会い、大学卒業後はシステム開発やソフトウェア分野など、IT業界で20年以上の経験を重ねてきました。 技術スタッフとして顧客向けプレゼンテーションを年間100回以上担当し、「難しいことを、わかりやすく伝える力」を磨いてきました。

2012年にパソコン教室 スマイル・カフェを開業し、2015年にこどもプログラミング教室 すまいる・キッズをスタート。 こども向けプログラミング教育がまだ一般的でなかった頃から取り組み、これまでに累計約200名のお子さんの学びと成長に関わってきました。

子どものころのぼく自身は、とても繊細で、叱られている声を聞くだけでもドキドキしてしまうタイプでした。
だからこそ今は、安心できる関わりの中でこそ、人は力を発揮できると信じています。
教室では、褒める・認める・寄り添うことを大切にしながら、子どもたちが 「できた!」「もっとやりたい!」を重ねられる場づくりを続けています。

※「うちの子に合うかな?」「自信があまりないけど大丈夫かな?」という方も大歓迎です。 まずは体験で、教室の雰囲気を見に来てください。

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