教室日誌|2026年〇月〇日
もちろんです。
そのままブログに貼り付けやすいように、引用表示などを外して整えました。
こんにちは。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
エジソンアカデミーのロボットプログラミングコースでは、3か月目に「電子楽器をつくろう」というテーマに取り組みます。
名前だけ聞くと、音が鳴るロボットを楽しく作る回、という印象かもしれません。
もちろん、それもこの教材の大きな魅力です。
でも実は、このテーマの中には、これから先の学びにつながる大事な要素がいくつも入っています。
今回は、その中でも私が
「これって、疑似的にアナログからデジタル変換っぽいことを体験しているのかもしれない」
と感じたことについて書いてみます。
光の変化を、数値として扱う体験
この教材では、光センサーを使って明るさを読み取り、その数値によって鳴る音を変えていきます。
まわりの明るさというのは、本来は連続的に変わるものです。
少し明るい、もっと明るい、かなり明るい。
そういう変化には、はっきりした境目があるわけではありません。
でもプログラムの中では、その変化を数値として受け取って、
「この範囲ならこの音」
「こちらの範囲なら別の音」
というふうに区切って扱っています。
これは、厳密に言えばアナログ・デジタル変換そのものを学んでいる、ということではないと思います。
でも、疑似的にアナログからデジタル変換っぽいことを体験している、と言えそうです。
現実のあいまいな変化を、数字として受け取り、ルールで整理して動きに変える。
そんな感覚に、小学生のうちから触れているのは、とても面白いことだなと思います。
「かつ」「または」も出てくる、意外と深い内容
今回のテーマでは、光センサーだけではなく、
「かつ」
「または」
「変数」
も新しく学ぶ内容として入っています。
たとえば、
タッチセンサーが押されたら音が鳴る
または
光センサーの値がある条件を満たしたら音が鳴る
というように、条件を組み合わせる場面があります。
さらに、
「または」はどちらか一方だけではなく、両方成り立つ場合も含むこと、
「<」「>」では基準の数値そのものは含まれないこと、
そんなつまずきやすいポイントも出てきます。
こうして見ると、ただ音が鳴って楽しいだけではなく、論理的に考える入口がしっかり入っている教材なんですね。
だからこそ、教え方がとても大事
ただ、こういう内容は、はじめてロボットプログラミングを学ぶ子どもたちにとって、決して簡単ではありません。
光を数値として見るところ。
条件をひとつだけではなく、いくつも考えるところ。
それをかつ(AND)やまたは(OR)のような形でつないでいくところ。
このあたりは、かなり丁寧に進めないと、
難しい、分からない、もう嫌だ、
という気持ちにつながってしまうこともあります。
でも、理解できない子がいるのは、とても自然なことだと思っています。
それだけ、この教材には小学生にとって挑戦しがいのある内容が入っている、ということでもあるからです。
だから教室では、無理にその場で全部を理解させようとはしていません。
その子の様子を見ながら、必要なところはこちらがしっかり手を貸して、最後には
「難しかったけれど、できた」
「自分もやり遂げられた」
という充実感だけでもいいので持って帰れるように、丁寧にサポートしています。
理解できない子であっても、それは当然のこと。
大切なのは、難しいことに向き合って、やり切ったという前向きな実感を持てることだと思っています。
理解できる子には、将来の土台にもなる
その一方で、こうした内容をしっかり理解できる子にとっては、この教材はとてもよい土台になります。
光の変化を数値で見ること。
数値の範囲で場合分けすること。
条件を組み合わせること。
変数を使って音の高さを変えること。
こうした体験は、あとになって高校の情報Ⅰで学ぶ内容にもつながっていきます。
もちろん、小学生の今の段階で
「これは情報Ⅰにつながる学習だ」
と意識して取り組んでいるわけではありません。
でも、あとで高校で論理や条件分岐、データの考え方に出会ったときに、
「あ、これ前に少しやったことがある」
となるだけでも、理解のしやすさはずいぶん変わります。
先取りではなく、やさしい下地づくり
教室では、難しいことを早く覚えさせたいわけではありません。
それよりも、
見たことがある
やったことがある
少し触れたことがある
そんな経験を、楽しく積み重ねていくことを大切にしています。
今回の電子楽器づくりも、まさにそのひとつです。
今はまだ、言葉で全部説明できなくても大丈夫。
でも、小学生のうちにこうした体験をしておくことが、将来の学びを少しやさしくしてくれることがあります。
ロボットプログラミングの中には、未来の学びにつながる小さな入口が、いくつも隠れているのかもしれません。
必要なら次に、タイトルをもう少し検索向けに強くした版も作れます。

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