できることを伸ばすと、人は輝く

こどものいいところ発見

できることを伸ばすと、人は輝く

褒めると叱る

いつもありがとうございます。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。

教室で子どもたちを見ていると、はっきり分かることがあります。
それは――
人は「できる」と感じたときに自信を持つということ。
逆に、「どうせ自分はできない」と思い込むと、挑戦をやめてしまうということです。

だからこそ、当教室では良いところを見つけ、褒めて伸ばすことをとても大切にしています。
今日は私たちが大切にしている“褒める”の定義と、能力を伸ばす声かけについてまとめます。


当教室が実践する「褒める」の定義

当教室では、日本褒め言葉カード協会の「褒める」の定義を大切にしています。

「相手を明るく元気にすること、夢や希望を与えることを目的として行う言動」
これを“褒める”と定義しています。

具体的には、
ねぎらい、共感、好意的感嘆、笑顔、激励・応援、承認、良い点の指摘、プラスの可能性の示唆、感謝
などの方法があります。

褒めるとは、ただ「すごいね!」と言うことではなく、
相手の心を明るくして、前に進む力を手渡すことなんですね。


挑戦したくなる褒め言葉を渡したい

褒めるときは、「またやってみよう」って思える言葉を渡したいんです。
そのために、教室でもスタッフとの関わりでも、次のことを意識しています。

  • 相手に思いやりを持つ
  • 相手に笑顔と優しいまなざしを持って接する
  • 相手をかけがえのないくらいに大切に思う
  • 相手を応援する。そして、応援し合う仲間を作る
  • 相手の気持ちになる
  • 相手がうまくいかなかったとしても、頑張ったことを褒める
  • 相手を明るく元気にする
  • 相手の未来に希望や夢を与える
  • 相手といっしょにいることを楽しむ
  • 相手に感謝の気持ちを持つ

この気持ちの土台があると、言葉が“刺さるナイフ”ではなく、
“力になる言葉”として届きやすくなります。


できることを伸ばすと、人は輝く

これは、ある職場でのことです。
部下に資料作成を頼んだときの話が紹介されていました。

最初は誤字脱字が多かった。
でも、毎回こう言い続けたそうです。

「ここはよくできているね」
「この部分、見やすくなってるよ」

そして半年後、その部下は、社内で一番見やすい資料を作れる人になった。
この話を聞いて、私は強くうなずきました。

能力は「伸ばす声かけ」で開花する。
できることに光を当ててあげると、人は自然とやる気になるのです。
そしてこれは、子どもたちにもそのまま当てはまります。


教室で起きた「まったく同じこと」

ロボットプログラミングでは、求められる力がいくつもあります。
たとえば、ロボットの組み立て(どちらかと言えば右脳系)と、

プログラミング(左脳系)。

そして、最後まで取り組み続ける集中力と読解力。

このどれかが苦手でつまずく子も、実は少なくありません。

でも――だからこそ私は思うんです。

苦手を責めるより先に、その子の「得意」を見つけて、そこをしっかり褒め続けること。

得意の部分に光が当たり、「ぼくにもできる」「わたしにも強みがある」と感じられるようになると、苦手な部分にも少しずつ挑戦できるようになっていきます。

教室でも、まったく同じことが起こります。

ある日、ロボットの組み立てが苦手な子がいました。
最初は、手順が飛んだり、向きが逆になったりして、何度もやり直し。
本人も「むり…」「ぼく、できへん…」と、だんだん顔が曇っていきました。

でも私は、できていない所を並べるのではなく、毎回こう声をかけ続けました。

「いま、“説明書のここ”をちゃんと見てたね」
「さっきより落ち着いて、順番を守れてるよ」
「わからないって言えたの、すごくいいね」

すると、その子は自分から手順を確認し、ミスしても投げ出さず、最後まで組み立てをやり切れるようになりました。

できない所ばかり見られると、心が縮む。

でも、できている所に光が当たると、心が伸びる。
人は「できる」を感じたとき、輝き出す。
私はこの話に、教室の景色が重なって、強くうなずきました。


能力を育てる声かけ/つぶしてしまう声かけ(発表編)

能力を育てる声かけ(例)

「いまの発表、すごく聞きやすかったよ。
次は“いちばん見せたいところ”を先に言うと、もっと伝わるね」

まずは、できているところ(強み)をちゃんと認める。
そのうえで、次の一歩を小さく提案する。
この順番があると、子どもは「またやってみよう」と思えます。
挑戦する気持ちがしぼまずに、少しずつ育っていくんです。

能力をつぶしてしまう声かけ(例)

「なんでそんな発表になるの?」
「声、小さすぎ。ちゃんとして」
「それじゃ伝わらないでしょ」

こう言われると、子どもは「直そう」より先に、
“自分はできない”と感じやすくなります。

発表の内容を良くするつもりが、心を縮ませてしまうことがある。
だから教室では、できないところを責めるより、できたところに光を当てて、次の一歩につなげる声かけを大切にしています。