プレゼンテーションからこどもの自信を育む「基本のき」
今日は当教室でレッスンの最後にやっている「発表」があります。
実は経験的にたくさんの工夫をしていたので、まとめてみました。
今日は低学年向けのレッスンでの工夫を中心に書きました。
レッスンの最後に生徒たちに発表してもらいます。この発表はプレゼンテーションの練習であり、自分が頑張ったことや感じたことを言葉にして伝える重要な習慣だと考えています。
苦手な子も、得意な子もいますよね。
得意な子も、苦手な子もいます。中には普段はよく話すのに、発表となると緊張してしまい、言葉が出なくなる子もいます。
初めての時には、何をすればいいかわからない子
机の下に入って、自分空間に入ってしまう子もいます。
お母さんがいると発表が出来なくなる子、お母さんに聞いて欲しい子
子どもによってさまざまです。
緊張で頭が真っ白になってしまう子には、無理をさせませんが、できるだけ小さなステップを繰り返し自信をつけてもらうために、次のような工夫をしています。
発表シートの活用
発表前に「発表シート」を書いてもらいます。このシートには「楽しかったこと」「発見したこと」「難しかったこと」といった選択肢があり、それを基に言葉を足すだけで良いようにしています。
レッスン中にヒントをプレゼント
レッスン中に発表シートに書けることをヒントとして出します。「これ、発表シートに書けるよね!」と励まし、子供たちが自分の言葉で書けるように促します。時には「あまのじゃく」な子が全く違うことを書くのも、一つの楽しみです。
「なぜなら」ルール
自分の感情や感じたことを言葉にするのが難しいときは、「なぜなら」という言葉を使って理由を続けてもらいます。「楽しかったです。なぜなら、うまくできたからです。」と簡単な言葉を足してもらえます。
「なぜならルール」いう言葉にしたことで、後から入ってきた子に先輩のこどもが「なぜならルール」という言葉で発表のコツをつたえている光景を時々みかけます。
発表の締めくくり
発表の最後には「これで発表を終わります」という締めの言葉を言ってもらい、見学に来ている保護者や仲間が拍手するタイミングを作り出します。
最後に
最後に、私からも締めのコメントをします。みんなの発表やレッスンでの取り組みのいいところに対して、ポジティブなコメントをしてます。
そうすることで、次回からの子どもたちの発表のヒントにもなりますし、明るく元気で教室を後にしてくれます、お迎えに来た保護者さんとの話題になればいいなぁとおも言っています。
子どもたちはみんな頑張り屋さんです、その頑張りを称えたいですね。
言葉にして人に伝えることが習慣となり、自信へとつながることを願っています。
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