こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
毎朝の散歩
空気も冷たくなって、
気持ちいいですね。
今朝も散歩して朝日を浴びて、「幸せホルモン」セロトニン充填しました。
最近、人から紹介された原田綾子さんの
「マンガでやさしくわかるアドラー式子育て」
という本を読みました。
「マンガで学ぶ」本って、大切な要点がまとまっていて、いいですよね。
本当に分かりやすかったです。
この本の最初の章「子どもの困った行動には『目的』がある」の中にこんな一説がありました。
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「こどもの一日の行動を見ていると95%以上は適切な行動をしていると言われています。不適切な行動はあったとしても5%もないでしょう 【中略】 私たちはついつい欠けている方に目が向くもの。出来ていないことや欠点に注目しがちです。」
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アドレー心理学をベースにした言い回しなので
「適切な行動」・「不適切な行動」って
抽象的な言葉ですが、
「出来ている事」と「出来ていない事」と置き換えていいと思います。
ついつい、心配になって
「出来ていな事」に目がゆきがちで、口に出してしまいますが
そんなときも、ぐっと言葉を飲んで
「出来ている事に注目する」についてです。
出来ていることに注目する。出来ていなことに注目しない。
欠けた「リンゴ」とまん丸の「リンゴ」どちらに目がゆきますか?
多くの人が、欠けたほうに目が行くといいます。特にいろんな経験をした大人の場合多くの場合、顕著にそうなるそうです。
これは人間の本能や脳の特性でそうなるそうです。
なぜ?
昔むかしの人間は、ライオンなどの肉食獣の「捕食」の対象でした。
自分の身を守るため、身の回りに常に何かしら変化がないのかに神経を行き渡らせていたのです。
欠けているところに目が行くのは、
いつも違う何かに気づくことで、生き延びたのが現在の人類だからと言われています。
そんな、 身を守るために本能として
DNAにプログラミングされているといいます。
また、目に見えな「欠けたところ」を補おうとする「脳の特性」でも有ると言われています。
どちらにせよ、意識していないと
「 欠けたところ」、(=出来ていないところ)に注目してしまうのです。
こんなに沢山の当たり前に出来ていることがあるのに
ほんの 5%の出来ていない方へばかり、自然と目が行ってしまうのは人間としてプログラミングされたことなんです。
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「出来ていることに注目しませんか?」
ほんの些細ことでいいのです。
・朝起きて自分で歯磨きしていた。
・お風呂に一人で入った。
・晩ごはんを美味しそうに食べた。
・学校であったことを話してくれた。
生まれたばかりの頃には、
出来ないことばかりなのに
たくさんの事ができるように、なっていませんか?
思い出して数えてみてください。
着実に成長していますよね。
「早くしなさい」「○○しちゃだめ」という言葉を飲み込んで
今出来ている事、
目立たない当たり前にことに
注目してあげて、
言葉に出してあげてください。
これは、子どもにだけではなく、夫婦や身近な仲間に対しても同じです。
そして一番大切なのは
「 まずは、自分に対して」
出来ていることに「注目」してあげてください。
自分に優しくなることが
子どもや身近な人に優しくなる第一歩です。
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とどちゃん (水曜日, 19 10月 2022 15:49)
最後に書いた
自分に優しくなるのって「難しいですよね」
こんな方法があります。
毎日、自分のいいところを、3つ書き出してください。
これをひと月繰り返してください。
書き出す「いいところ」は
同じことは書かないで、違うことを書いてください。
ある経営塾で教えられた「自分褒めのワーク」です。
結構効果ありますよ!