感覚に合わせた褒め方
感覚に合わせた褒め方
あなたの身近に、話しているとあたかも目の前に映像が見えているかのように話す人がいませんか?「真っ青な空にもこもこの入道雲が上がって、白い砂浜に、赤いパラソルがいくつもあって、その向こうにマリンブルーの海が広がっているんです。」と喜々としてしかも大きな身振り手振りで夏休みの思い出を話す人です。
そんな人はきっと視覚が優位なのではないでしょうか?
昨日のブログで「褒められると、へそを曲げてしまうタイプの人」についてお話ししましたが、今日は相手の感覚に合わせた褒め方について一緒に考えてみたいと思います。
褒められても、その褒め言葉に違和感を感じるとなかなか受け入れがたいですよね。相手のことを知る、自分との違いを知る上で、少し参考になるのかなと思います。
人はそれぞれ、視覚、聴覚、体感覚など、優位な感覚を持っています。褒め言葉を受け入れやすくするためには、相手の優位な感覚に合わせて褒めることが効果的だと思います。
例えば、相手が視覚的な人なら、具体的なビジュアルを使って褒めるのが良いかもしれません。「今日のプレゼン、図と色使いがとても分かりやすかったよ」なんて言うと、視覚に訴える褒め言葉になります。
聴覚的な人は数値や根拠にも敏感だと聞きます。例えば、「あなたの話し方、すごく落ち着いていて聞きやすかったですし、私もあなたの意見に納得していました」や「あなたの提案は○○についての根拠が具体的で、5つのポイントが明確でとても分かりやすかったです」と伝えると、相手は褒め言葉を素直に受け入れやすくなると思います。
触覚的な人には、感覚に訴える褒め方が有効です。「あなたの温かい対応に、すごく安心しました」と言うと、相手は褒め言葉を心地よく感じてくれるでしょう。
それに、相手の反応を観察して、どの感覚が一番響いているか、普段からの言葉遣いからも見極めることが大切だと思います。その上で、褒め言葉を調整していくと、相手とのコミュニケーションがスムーズになると思います。
普段から、相手の感覚に合わせた褒め方を意識することで、より効果的に褒め言葉を伝えることができるのではないでしょうか。ぜひ、相手が受け入れやすい褒め言葉選びのヒントにして日常の中で試してみてくださいね。
だからこそ、私は日々、観察を大事にして子どもの良い面を見つけて、心からの言葉で褒めることを大切にしています。その点は「繊細さん」な面が生きているのかなと感じていいます。
たぶん私は「触覚」が優位です。なのでよく「腑に落ちた」や「やわらかい」「感じている」といった抽象的な言葉を使います。常に「数値や裏付け」を求めるタイプの人が苦手でした。ビジネスの世界では当たり前ですので、まぁ苦労の絶えない毎日でした。(-_-;)
今日も読んでくださってありがとうございます。
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