キッズパソコン＆プログラミング · 20日 11月 2024

子どもを褒めるときに気をつけたいポイント

こどもプログラミング教室　すまいる・キッズの西尾（とどちゃん）です。
いつもありがとうございます。感謝いたします。

以前のブログでは、子どもを効果的に褒める「良い褒め方」についてお話ししました。

今回は、その続きとして、避けたい「良くない褒め方」と、褒める際の「タイミングとメリハリ」についてお伝えしますね。

子どもを褒めるとき、ついつい良い意味での褒め言葉が効果的ではない場合もあります。優しく気持ちよく伝えるために、以下のポイントに気をつけてみてください。

「すごいね」「偉いね」といった一般的な言葉は、一見良い褒め言葉に思えますが、もっと具体的に何がすごかったのか、どうしてすごいと感じたのかを具体的にして褒めてあげるともっと効果的だし、気持ちが伝わりますよね。例えば、

例: 「まあ、いつも偉いね」

改善ポイント: 子どもがどんな行動をしたのか具体的に観察し、それに基づいた言葉を選びましょう。

例: 「自分で考えてやってみたんだね」「新しいやり方を試してみて素敵だね」

子どもによっては、特定の言葉や表現があまり喜ばれないこともあります。無意識に使ってしまうと、子どものモチベーションが下がることもあります。

例: 「やればできるじゃない」

改善ポイント: 子どもが心から喜ぶ言葉を選びましょう。
例: 「頑張った結果が出て嬉しいよ」「ここまでやりきったんだね」

褒める際に「次も頑張ってね」と続けると、子どもは評価が条件付きだと感じることがあります。
例: 「偉いね。次も頑張ってね」

　
改善ポイント: 努力や工夫そのものを純粋に認めるようにしましょう。
例: 「今日の作品、とても工夫されていて素敵だね」

「いい子だね」「いつも助かるよ」といった、誰にでも使える言葉は子どもにとって特別感が薄くなりがちです。

例: 「いい子だね」

改善ポイント: 子どもの個性や、その場面特有の行動に焦点を当てましょう。
例: 「今日は新しいアイデアをたくさん出してくれてありがとう」「友達に優しく接してくれて嬉しいよ」

褒めるタイミングやメリハリも、効果的な褒め方には大切な要素です。

良いところを褒めるときは、子どもがリラックスしている瞬間や、達成感を感じているときがベストです。例えば、活動が終わった後や、子どもが一生懸命取り組んだ直後などが良いタイミングです。

良いところだけでなく、改善点を伝える際にもメリハリをつけることが重要です。まずは良い部分を褒めてから、次に改善点を優しく伝えると、子どももポジティブな気持ちで受け止めやすくなります。

具体例:
「すごくよく片付けられているね。もう少し時間を短くできるともっと嬉しいな」

子どもが何かに集中している時は、無理に声をかけずにそっと見守ることも大切です。
見守ることで、子どもは自分のペースで取り組む安心感を得られます。
そして、集中が少し切れたタイミングで「よく頑張ったね」と声をかけると、自然な形で褒めることができます。

具体例:
子どもがプログラミングに集中している間は静かに見守り、休憩後に「集中して頑張っていたね、素晴らしいよ」と伝える。

適切な褒め言葉は、以下のような効果をもたらします：

今回は、避けたい「良くない褒め方」と「褒めるタイミングとメリハリ」についてお話ししました。子どもを褒めるときは、具体的な行動に焦点を当て、子どもの気持ちに寄り添った言葉選びを心がけましょう。また、タイミングやメリハリを意識することで、褒める効果をさらに高めることができます。

次回は、褒めることで得られる具体的な効果についてお伝えします。お楽しみに！

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いつもすまいる・キッズをご愛顧いただき、ありがとうございます。これからも子どもたちの笑顔をサポートしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

すまいる・キッズ西尾（とどちゃん）

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