子どもを褒める言葉選びと褒め方:いい褒め方と良くない褒め方

子どもを褒める言葉選びと褒め方:いい褒め方と良くない褒め方

 

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズの西尾(とどちゃん)です。

いつもありがとうございます。感謝いたします。

 

 

11月も半ばになり、朝夕は冷えますね。でも今日教室に来たお子さんの中には半袖で元気にやってきた子もいました。

私も、小学校低学年のころは真冬でバケツの水に張った氷を集めて半ズボンで登校してました。(^^)/

 

 

当教室では、子どものいいところを、見つけて褒めることを大切にしています。

 

子どもを褒めるとき、「いつ褒めるのか」「どこに着目してほめるのか」「どんな言葉で褒めるのか」。

それが、子どもが自立して前を向き、自分の足で進んでいける成長の糧になるのか。褒め方って、やっぱりとても大切だと思っています。

 

今日はそんな、普段の教室で心がけている「褒め方」について少しお話しします。これから何度かに分けてお伝えしていこうと思っていますので、どうぞ気軽にご覧くださいね。まずは、日常のちょっとした言葉がけの中でも大切にしていることをいくつか挙げてみますね。

 

 

1. 具体的に褒める、結果でなく行動を評価する

子どもが懸命に取り組んでいる姿や心配りについて、具体的に声をかけてその努力を認めてあげると、行動がしっかり見てもらえていると感じるものです。


たとえば、「自分で考えてやってみたね」とか「少しずつ工夫できているのがいいね!」と言葉をかけることで、子どもは「自分の力でやったんだ」という自信を持てるようになります。

 

工夫が大好きなお子さんには 「〇〇の工夫の天才かも!」 とか大げさに褒めたりします。大きな声の苦手な子には声は控え目にです!

 

それに、あまのじゃくなお子さんが反対のことを言ってきても、それは心に届いている証拠なんだと思います。
「そやな~」とスルーしつつ、にこにこ見守っています。

自分で小さな発見ができるように、「何か気づいたことがあった?」と問いかけることもあります。
そんな質問に、うまく言葉にできない子には無理に答えさせず、のびのびさせておくという選択をすることもあります。
子どもに合わせてのコミュニケーションも大事にしています


例:「自分で考えてやってみたんやね」「新しいやり方を試してみたんやね」

ポイント: 行動や努力に焦点を当てることで、子どもは「自分の力で成し遂げた」という自信を持つことができます。




2. 感謝の気持ちを伝える

子どもが教室のサポートをしてくれたり、積極的に手伝ってくれたときには、素直な感謝を伝えることも、大切な「褒め方」のひとつだと思っています。

「ブロックを片付けてくれて助かったよ」「〇〇くんの道具を準備してくれてありがとう」と、

そんな風に伝えると、子どもは自分の行動が誰かの役に立っていると感じ、嬉しくなります。

それに、今日は集中できていないなと思う子には、あえて、こちらからお手伝いをお願いすることもあります。

気分転換にもなって、その子のいいところを褒めるきっかけにもなります。
打算ではなく、心から「助かったよ」という感謝の気持ちを込めると、子どもにしっかり伝わるものですね。

 

例:「〇〇くんのために道具を準備してくれてありがとう」「おもちゃを片付けてくれて助かるよ」

ポイント: 感謝の言葉が、子どもに「自分が役に立っている」という喜びを与え、自然に他者への思いやりが育ちます。



3. 間接的に褒める方法

「影褒め」なんて言葉もありますが、それに近いですね。

教室ではお迎えに来た保護者の方に、その日の子どもの良いところを伝えることをよくやっています。
こうすると、子どもも耳にすることができて、「自分の行動がちゃんと認められているんだな」と
感じてくれるようです。

 

例えば、「今日は新しく来たお友達に積極的に声をかけてくれました。思いやる気持ちが素敵ですね」と保護者の方に伝えれば、保護者も嬉しく感じ、またお家でもお子さんを褒めるきっかけになります。自発的に行動を続けられる原動力になるんですね。

 

例:「今日は初めて来たお子さんのサポートを積極的にやってくれていました。思いやりのある素敵な気持ちですね」
ポイント: 大好きな保護者からも褒めてもらうことで、子どもは自信を深め、さらに頑張ろうという気持ちが生まれます。


ここまでを 一度まとめますね。

今回は、具体的に褒める、感謝を伝える、間接的に褒めるという3つの方法についてお話ししました。どれも、子どもの行動や努力をしっかり観察し、心から伝えることで、自然と子どもに自信が生まれ、前向きな行動に繋がります。

 

こうして少しずつ、子どもたちが「自分の力でできた!」という実感を積み重ねられるよう、毎日の声かけを大切にしていきたいと思っています。

 

 

この続きとして、褒める際のタイミングや、さらに具体的な褒め方のコツについてもお伝えしていきますので、楽しみにしていてくださいね。

 



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体験ではお子様おひとり限定で、そのお子さんのペースで実施します。安心して参加してください。(ご兄弟やお友だちの場合には一緒に実施します。)


まちぜみなどのイベントでの体験の場合は除きます。

※同じコースをご希望の場合お二人で対応する場合もございます。

  

 キッズコース体験の詳しい内容はこちらでご確認ください

  


  

デキタ・ラボ 代表 とどちゃん(西尾茂和)

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ
パソコン教室 スマイル・カフェ
オーナー


大阪府柏原市出身
藤井寺市在住
大阪工業大学卒業


 

教室の方針:ほめて、認め、寄り添い、ねぎらい、勇気づける。

 

教室にやってくる子どもたちは、それぞれに個性豊かです。

  • ゲームが大好きな子
  • パソコンに興味津々な子
  • いつもドキドキしている子
  • 落ち着きがない子
  • 実験が大好きな子
  • ブロックが大好きな子

それぞれの子どもたちをしっかり観察し、得意なところを見つけて伸ばしていきます。
自分のことが大好きで、お母さんのことも大好きで、小さな成功体験を重ねながら、自分で考えて行動できる自信に満ちた子どもたちに成長してもらえるよう、サポートしています。
また、仲間の違いも認め、互いの良いところをほめて大切にできる子に育ってほしいと願っています。

 


私自身の体験から

子どもの頃の私は、いつもビクビクして自信がない、いわゆる「繊細さん」でした。少し大きくなっても、周りの人の「とんがった感情」に触れるだけで頭が真っ白になり、二人の口喧嘩を目にするだけでドキドキしてしまうほど。誰かが叱られているのを聞くだけでも、まるで自分が叱られているように感じて、世界が、回るような思いをするほどでした。

 


小学校のソフトボールチームでの練習中、ときどきやってくる「おっちゃん」がアドバイスという「ダメ出し」をしてくるのが本当に苦手でした。その人が近寄ってくるだけでドキドキしてしまい、エラーをするほどでした。



大学生になってからの自動車教習所でも、ダメ出しばかりする教官だとうまく運転できず、さらに「ダメ出し」をもらう悪循環に陥りました。どうしてうまく運転できないのかと自分を責めて、落ち込んでしまいました。
しかし、穏やかでほめるのが上手な教官のときは驚くほど上手に運転できました。小さなことをほめてもらうだけで心が落ち着き、うまくいくことに気づきました。

 



教室運営の経験

そんな子ども時代を経て、20年間のIT企業での経験を活かし、初心者向けのパソコン教室とこども向けのプログラミング教室を起業しました。これまで10年以上運営しています。自信がなくて前に進めない子を見て、まるで昔の自分のようだと感じます。

そんな子どもたちも、ほめることで小さな成功体験を積み重ね、どんどん成長していく姿をいくつも見てきました。


お母さんへ

こどもたちの成長には、お母さんの温かいサポートが欠かせません。こどもが自分を信じて前向きに挑戦できるように、ほめることや認めることがとても大切です。お母さんがお子さんにかける優しい言葉や、頑張ったことを認める姿勢が、こどもの自己肯定感を高め、自身につながり可能性を広げます。




【ミッション】

私たちは、子どもたちが自分自身を大好きになり、互いの違いを認め尊重し、得意なところを見つけて助け合いながら成長する姿を、あたたかく支えていきます。

 

【ビジョン】

子どもたちがそれぞれの特徴を活かし、お互いの得意を掛け合わせて、最高の成果を創り出す平和で明るい未来を目指しています。

 

【アクションルール(バリュー)】

  • 最初にいいところを見つけ、ほめる。
  • 存在を認める。
  • 寄り添い、応援し、勇気づける。
  • たくさんの「やってみよう」と「できた!」を引き出す。
  • 子どもが自立し、主体的に学べるように工夫する。
  • 目の前の人を大切に思う。
  • 自分のことを大好きになる。

【略歴】

高校時代に初めてパソコンに触れ、BASICでプログラミングに挑戦しました。大学卒業後はコンピュータプログラムを開発する会社に就職し、システム開発に携わりました。
その後、外資系や国内のソフトウェアメーカーで勤務し、技術スタッフとして100回以上のプレゼンテーションを行い、物事をわかりやすく伝える技術を磨きました。

2012年、パソコン教室「スマイル・カフェ」とこどもプログラミング教室「すまいる・キッズ」を設立しました。

2020年の秋にはダイエットに成功し、2023年には脳梗塞から完全復活しました。
こどもたちに寄り添い、良いところを見つけ、ほめて伸ばすことが私の使命だと感じています。