歩行ロボットで育つ「集中力」と「科学へのまなざし」
こんにちは!
子どもの「いいところ」を見つけて、伸ばしてあげたい。
そんな思いで、日々子どもたちと向き合っているとどちゃんです。
今日は、エジソンアカデミー レベル6のテーマ「歩行ロボット」についてご紹介します。
このレベルでの学びは、ただロボットを組み立てるだけではありません。
子どもたちが“自分の力でバランスを取って立ち上がるロボット”を作ることで、まるで自分自身の成長と向き合っているかのような経験をしていきます。
■ 歩行ロボットってどんなもの?
レベル6では、複数のサーボモーター(動きを制御するモーター)を使って、実際に自分で歩くロボットを作ります。
2足歩行ロボット:人間のように重心を移動させて歩きます。前向きにも、後ろ向きにも歩くようプログラムします。

多足歩行ロボット(昆虫編):4本足や6本足で動くロボット。まるで本物の虫みたいにスムーズに動きます。
多足歩行ロボット(動物編):より複雑な動きに挑戦。足の関節の動きまで再現する高度な構造です。

これらすべて、子どもたちが自分の手で組み立てて、自分でプログラムしていきます。
■子どもの「集中力」と「ねばり強さ」を育てるトライ&エラー

歩行ロボットの学びでは、「180度の角度でモーターを細かく調整する」という工程がとても重要です。
一発でうまくいかないことも多いからこそ、
もう一度やってみよう
どうしてうまく歩かないのかな?
ここをちょっとだけ直してみよう と、
試行錯誤を重ねる経験が、自然と集中力やねばり強さを育てていきます。
特に、ちょっとしたことに敏感だったり、「できない」が悔しくてなかなか素直に助けを求められなかったりする子にとっても、ロボットづくりは「やり直してもいい」安心感の中でチャレンジできる絶好の環境なんです。
ロボットを動かすのに失敗して、ちょっとくらい恥ずかしくても、今日も無事に地球がまわっている。そんあゆったりした気持ちで、でもデキタのワクワクを楽しみに集中してもらえるといいなあロ思います。
■ロボット×プログラミング×自然科学の融合体験
実はこのエジソンアカデミーのコースは、自然科学の世界にもつながっていきます。
たとえば、この歩行ロボでは、重力(万有引力)とバランス、そして加速を学びます。
ロボットは静歩行、ヒトは動歩行、なぜ2本足で立つのは難しいのか?
常にバランスを意識して、重心がずれると倒れてしまうのはなぜ?
速く歩かそうとすると、倒れてしまうのはなぜ?
足の関節の動きって、どんな構造になっているの?
こんな問いに自然と興味がわき、理科や算数(数学)とのつながりが生まれていきます。
「勉強」として教わる前に、「楽しいから知りたい!」と感じられる体験は、一生の学びの土台になるのです。
■ 最後に〜「できた!」の数だけ自信が育つ
歩行ロボットの制作は、一人ひとりの子どものペースで進みます。
うまくいかないときは一緒に考え、少しでも進んだら一緒に喜びます。
そうして、「できた!」の数が増えるたびに、子どもたちは自分に自信をつけていくのです。
大人が思っている以上に、子どもは自分で成長していける力を持っています。
ロボットを通して、その力をのびのびと育てていきませんか?
見学や体験も随時受け付けています。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
\ 子どもたちの「やってみたい!」を応援します /
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