
エジソンアカデミー【ロボットプログラミング】Lv1-2
「センサーイルミネーションをつくろう」
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ(とどちゃん)より
いつもありがとうございます。こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
前回は LED の順番制御とブザーを使った「信号機づくり」で、プログラムの“手順を考える楽しさ”をたっぷり味わいました。今回のテーマは、光や音の変化に反応してキラキラ光るセンサーイルミネーション。暗くなると街灯が点くしくみや、拍手に合わせて光が点滅するイルミネーションをつくります。
今日のレッスンで子どもたちが体験したこと
音センサーと光センサーを入力装置として使い、出力は3色の LED。まずは暗くなる「街灯」の仕組みをつくります。身近な題材なので理解は速いです。
光センサーを手で覆い、どれくらい暗くすると LED を点灯させるかをテストモードで調べます。数値化(0〜100)された値を確認・記録し、その値をもとにブロックプログラムを組み立て、再度センサーを覆って LED が点くかを確かめます。
よくあるつまずき(でも大事な学び)
- 配線の物理的ミス:光センサーの入力コネクタと LED の出力コネクタを左右逆に差してしまうケースが多発。
- プログラムの勘違い:センサー値を常時監視するための〈ずっと〉ブロックを入れ忘れる、など。
ちなみに基板とコネクタは左右どちらでも差し込めるデザイン。よく見ないで作ると半分の確率で間違えますが、だからこそ原因を探して直すという問題解決のプロセスを自然に経験できます。わざと失敗できる余白を用意してあり、転んでこそ学べるリアルな学びがここにあります。
3つのステップでレベルアップ
1.暗くなると光るイルミネーション
テストモードで調べたしきい値 50を基準に、光センサーの値がそれより小さくなった瞬間、赤・緑・青の LED を同時点灯。センサーを手で覆って「今 45!」と読み上げながら実験することで、数字が条件になっている感覚が目と体でつながります。
2.音に合わせて光るイルミネーション
音センサーの値を3段階に分け、音が大きいほど LED の色を青 → 緑 → 赤に切り替えます。スマホの着信音を近づけると一気に赤へ跳ね上がり、教室は大盛り上がり!
3.手拍子リズムイルミネーション
「パン・パン・パン」と3回手を叩いたら LED を点滅。回数を変数に加算し、4で割ったあまりを利用してパターンを切り替える応用にも挑戦しました。
最後の発表
メインカリキュラムが終わったら発表シートを書き、今日のポイントを PREP 法(結論→理由→具体例→まとめ)で共有。発表リーダーが“ファシリテーター”役となり、質問タイムや拍手のタイミングをリードしてくれました。
このレッスンで育つチカラ
- 論理的思考力:センサー値と条件分岐を自分の手で確かめる。
- 段取り力:入力→判断→出力というプログラムの基本フローを身体で覚える。
- 算数感覚:光・音を0〜100の数字で扱い、数字は世界を説明する言葉だと気づく。
- 問題解決力:配線ミスやブロックの入れ忘れを自力で発見・修正する。
また次のワクワクへ
レッスンの途中で、音センサーの音量に応じて LED が点滅するイルミネーションがあります。変化が大きくとても綺麗で、家でお父さん・お母さんに見せるために大事に持ち帰るお子さんが多いです。こどもの笑顔が輝く瞬間は、私を元気にしてくれます。
次回は光と音を組み合わせた“電子楽器”に挑戦。タッチセンサーや光センサーで音階を奏でる仕組みにトライします。好きがぐっと広がる瞬間を、ぜひ一緒にのぞきに来てください!スタッフ一同、笑顔でお待ちしています。
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