🌷リフレーミングで見える「いいところ」〜褒めて伸ばす教室のこころ〜
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。(西尾)
子どもたちを見ていると、「ひとりひとり違うって本当に素敵だな」と感じます。
たとえば、
- 作業がゆっくりな子 → 「のろい」と思われがちですが、実は慎重でていねい。
- 声が小さい子 → 「自信がない」ように見えても、周りをよく見て空気を読む力を持っている。
- すぐに意見を言う子 → 「わがまま」と取られることもあるけれど、自分の考えをしっかり持つリーダータイプでもあります。
こうして見方を少し変えるだけで、まったく違う一面が見えてくる。
これが「リフレーミング(reframing)」という考え方です。
🔍見方を変えると世界が変わる
たとえば「ひとつの箱」も、上から見ると四角、横から見ると長方形、斜めから見ると六角形に見えることがあります。
ラベルが貼ってある面から見たら「〇〇の箱」、でもラベルのない面から見たら「ただの白い箱」。
同じものでも角度を変えるとまったく違う姿が見えるのです。
子どもたちも同じ。
ある角度からは短所に見えても、別の角度から見ればその子の長所の種が隠れています。
それを見つけて「いいね」と伝えてあげることが、私たちの役割だと思っています。
💬リフレーミングの魔法
リフレーミングは、決して無理にポジティブにすることではありません。
「そういう見方もできるね」と、もう一つの視点をプレゼントすること。
子どもたちが自分の個性を知り受け入れ、
「ぼくはこれでいいんだ」「わたしのペースで大丈夫」と感じられるようになること。
それが、すまいる・キッズの“褒めて伸ばす”の根っこにあります。
🌱さいごに
短所のように見えるところにも、必ず意味がある。
のろい子は穏やか、
騒がしい子は元気のエネルギーがいっぱい。
それぞれの「違い」は、世界を豊かにしています。
私たちは今日も、子どもたちの「いいところ」を見つけて、
ラベルの裏側にある本当の輝きを探していきます。
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