お子さんの話、ちゃんと“聴いて”いますか?
〜「うんうん」とうなずくだけで伝わる愛情〜
スマホを片手に…そんな時、ありませんか?
お子さんが学校での出来事や、好きなことについて一生懸命話してくれているとき。
つい、スマホを片手にLINEの返信をしながら「うん、うん」と聞いてしまっていませんか?
もし、あなたが職場で上司に真剣な相談をしているときに、
その上司がスマホをいじりながら「あーそうなんだ〜」なんて返してきたら……
ちょっと悲しくなりませんか?
子どもたちも、同じように感じています。
「ちゃんと話を聞いてもらえた」
この感覚は、子どもの心の根っこにじんわりと染み込んで、「自分は大切にされているんだ」という安心感になります。
子どもは、話を“聴いてもらえる”と自分を好きになれる
どんなお子さんもきっと思ったことや感じたことを
「わかってほしい」「聴いてほしい」と強く願っていると思いますよ!
大人が「ちゃんと聴く姿勢」でいてくれると、それだけで安心します。
逆に、「聴いてもらえない」と感じた瞬間、
心を閉ざしてしまったり、わざとふざけたり、逆に強く怒ったりすることもあります。
うなずき・あいづち・笑顔が魔法のカギ
「話を聴く」って、難しそうに感じるかもしれませんが、
実はちょっとした工夫だけで、グッと伝わり方が変わるんです。
🎈ポイントは3つ
-
うなずき:大きくうなずく「うんうん」と
ちゃんと聴いてるよ、というサイン -
あいづち:「へぇー」「それでどうなったの?」「なるほど!」
話の続きを促すことで、子どもは「聴いてくれてる!」と感じます -
笑顔&正面から聴く
表情や態度は言葉以上に伝わるメッセージ。「あなたを大事に思ってるよ」が届きます
たとえ忙しい時でも、1日3分だけでも“しっかり聴く時間”があると、
お子さんの心はちゃんと満たされていきます。
話を聴くことは、子どもへの“最高のごほうび”
「子どもを褒めるのが苦手で…」
「どう声をかけてあげればいいか分からない…」
そんな保護者の方も、
まずは“ちゃんと聴くこと”を意識するだけで大丈夫です。
子どもにとっては、
「わたしの話を聴いてくれる人がいる」
それだけで、十分すぎるほどの“心の栄養”になります。
まとめ:あなたの「うんうん」が、子どもを育てる
スマホを置いて、顔を見て、うなずきながら聴く。
それだけで、子どもは「私は大事にされてる」と感じ、
「自分って、悪くないな」と思えるようになります。
毎日は忙しく、完璧になんてできなくて大丈夫。
ただ、「あなたの話を聴きたいよ」という気持ちを、
少しでも届けられたら、それは確実に子どもに伝わっています。
今日も、お子さんの“心の声”に耳を傾けてみませんか?
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