すまいる・キッズの西尾です。
いつもお世話になりありがとうございます。
私も実践している3つのよかったことについてです。
関連する書籍や私も師事する藤咲先生の著書に書かれたことも多くありますが、ぜひご一読ください。
「3つのよかったこと」で人生が輝く!幸せの扉を開く習慣の力」
3つのよかったことは「Three GoodThings」とも言われ、アメリカの心理学者 セリグマン 博士が提唱したストレス解消法で、 幸福度を上げる効果もあると言われています。
先日 藤咲徳郎先生が 「3つのよかったことが幸運の扉を開く」 という書籍を出版されました。
この著書のなかで「3つのよかったこと」自己肯定感の向上と幸福な人生の実現をサポートするメソッド(中略)家庭や仕事、個人の成長の場で素晴らしい変化をお越す事ができるのですと書かれています。
著者が運営する Facebook グループを使って約50人の人たちが 毎日「今日の3つのよかったこと」を書いて、それに仲間が「いいね」をしたり「感想」を書いたりしながらお互いのよかったことを共有するグループです。
よかったことしか書かないので、幸福感にあふれているグループです。日々の小さな幸せから、子供の成長、花が咲いていたというちょっとした発見、不思議な引き寄せ現象について書いてあったり、そして当たり前の「よかったこと」を見つけて発表しあえる安心で安全な環境つくりを実践する様々な方法についての書籍です。私もこの3つのよかったことを話すグループの一員です。
私も毎日の投稿はできていないですが一日を振り返り、前日を振り返り、また数日間を振り返り、自分のパソコンに3つのよかったことをメモをすることが習慣になっています。何気ない日常の中の当たり前の中に「よかったこと」を発見し、感謝が増え、不安が減り、周囲の人たちへの思いやりの気持ちが大きくなっているのを実感しています。なによりストレスが改善しイライラが激減しました。
この活動に参加して、毎日の「3つの良いこと」の実践が習慣になると、教室まで通勤中のような日常ふとした時によかったことを探すようになりました。「今日は星がきれい」とか「古墳の森に集まる鳥の鳴き声がさわやか」「生徒さんに喜んで貰えた!」「家族全員で夕食を食べれている幸せ!」など普段であれば気づかないことにも気づくようになりました。
毎日、言葉にすることや 文字にすることで、「よかったこと探しアンテナ」の感度があがっているのですね。
このグループの中に 福岡でスクールカウンセラーをやってらっしゃる女性がいます。
とても 控えめで 小柄でチャーミングな女性なんですが、逢ってお話をしている中で仕事で関わるお子さんの事になるとすごくパワフルに話してくれる、すごく温かい人です。その方のお話です。
いろんな小中高校 に行って 生徒さん、保護者さんや先生と面談をしているそうです。
そこで、子どもとの面談の最後に「最近のよかったこと 3つ 話してくれる」と聞くようになったそうです。
これまで憂鬱に話していたお子さんが「よかったことって???」と一生懸命考えて推しのことだったり、お母さんのつくってくれた親子丼の事だったりを嬉しく話してくれるそうです 。 それを続けていると「以前とは違った自分になったような気がする」と言ってくれた生徒さんがいたそうです。
スタンフォードオンラインハイスクールの星友啓校長も「全米トップ校が教える自己肯定感の育て方」(朝日新書) のなかで、子どもの自己肯定感を上げる方法のひとつとして、親子で「Three GoodThings」を活用する良い効果については、スタンフォードオンラインハイスクールの星友啓校長も効果あると述べてらっしゃいました。
TGT(Three Good Thing)ジャーナルという形で寝る前に一日を振り返り、日記という形で習慣的に記入する。その時に感情も一緒に書くといいと述べられています。
「3つのよかったこと」は事実だけでなく、そのときの感情を味わうことが大切なんです。藤咲先生もこれは大切とのべられています。感情として味わうこと、そして習慣にすること、無理しないことも大切です。
小林正観さんも、ただ毎日「ありがとう」だけを何度も言うと自然と脳が「ありがとう」と言いたくなるようなことを探すと述べてらっしゃいました。
また「現象」ひとつであっても、それを「幸福」ととらえるか「不幸」ととらえるかは「自分の気持ち」が決めることともおっしゃってます。
自分の身の回りに起こることの中で良いことにスポットをあてて、自然といいこと探し、ありがとうと言いたくなる様なことに目を向けて過ごすと不思議と穏やかな笑顔になると思います。これも習慣にすることで幸福感をあげる、少し違った切り口の方法ですよね。
「3つのよかったこと」を書くことが習慣になると、意識しなくても車の運転ができるように意識しなくても自然と「よかったこと」にピントが合い始めます。そしてこの効果は自分の中だけでなく、子どもや身近な人と接するときも 同じで、人の良い面に光を当てて、それに着目するようになります。すると愚痴や泣き言、不平不満は減ると思います。良いところを自分の感じた事として伝えてあげるとは「褒めること」に通じますよね。周囲の人との関係が円滑になり、ストレスが減り幸福感が増す相乗効果です。
「3つのよかったこと」を書く習慣はストレスを減らし、幸福度を上げるという仕組みはこのような形で成り立っているのでは無いかと感じます。
「3つのよかった」ことを習慣にすることで、自分自身だけでなく、周りの人にも良い影響を与えられる可能性があります。ぜひ、今日から実践してみてください。
参考資料
「良いことを毎日3つ書くと幸せになれるか?」独立行政法人経済産業研究所
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/13j073.pdf
藤咲徳郎著「3つのよかったことが幸運の扉を開く」(セルパ出版)
https://www.amazon.co.jp/dp/4863678738
星友啓著「全米トップ校が教える自己肯定感の育て方」(朝日新書)
https://publications.asahi.com/product/23438.html
小林正観著「ありがとうの奇跡」(ダイヤモンド社)
https://www.diamond.co.jp/book/9784478100790.html
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