注意を促すときの声かけの工夫:子どもたちの成長を支える方法
おはようございます。いつもお世話になっております。
すまいる・キッズのとどちゃんです。
当教室は、子どもたちにプログラミングやパソコンを学んでもらう場ですが、一番大切にしているのは、子どものいいところを見つけて、得意と大好きを褒めて伸ばすことです。
具体的なポイントを言葉で褒めることや、「このいいところに気づいたね。それはこんなところでも役に立つと思うよ!」といった、その子のいいところを褒めて、プラスになる示唆を加えて伝えることで、子どもたちの成長をサポートしています。
ただ、集団の中で規範やルールを守ってもらいたいときの声かけには、頭を悩ませることも多いです。
例えば、教室のロボットやパソコンを独り占めしたり、他の子どもに対して汚い言葉を使ったり、小競り合いのような行動をとったりすることがあります。また、他の子が集中しているのに大声で騒いだり、「もうできない」「ムリ!」と叫んだりすることもあります。
そんなときの「注意喚起」の声かけは、どうしてもマイナスな感情に触れる言葉になりがちです。でも、どんな言葉をかければ本人の気づきになるのか、自分の正義や正論ばかりを押しつけないように工夫しています。
ここでは、私が実践しているいくつかの工夫をご紹介します。
レッスンの最初に注意点を伝える
何か注意すべきことが起こった後だと、その個人に直接語りかけることになりますよね。
なので、今日のレッスンの顔ぶれを確認し、「今日はこんなところに気をつけようか」と全体に向けて話すことが大切だと思います。
これにより、レッスン中にそのルールに背く子の行動も、前向きに軽くに伝えることができます。
レッスンの終わりには協力してくれたみんなに「お礼」という誉め言葉を伝えることができます。
信頼関係を築く
注意をする機会が多くなりそうな子には、意識して「信頼預金」を貯めることも大切です。
レッスンの合間や始まる前の時間を使って、その子の好きなことに興味・関心をもって話を聞くことで信頼関係を築きます。
普段からその子の得意なことを話しやすい場面を演出したりしています。
対等な目線で注意を伝える
注意する際には、上からではなく対等な目線で伝えることが重要と思っています。
「君のことを思っているからこういう事を言うんだよ」という気持ちを込めて、子どもが理解しやすい言葉を選びます。そして、たくさんの褒め言葉と感謝の言葉を添えて伝えます。
注意をするときの言葉かけは非常に難しく、後で失敗したと感じることもあります。私自身も、子どもたちに言っているように、「うまくいかなかったことは次への成功のステップ」と捉え、恐れずに新しいことを学び続け、褒めて認めるスタンスを磨いていきたいと思います。
これからも子どもたちと一緒に成長していけるよう、努力を続けます。
ありがとうございました。
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