そっと見守る、結果は期待しない
「信頼して待つ、信頼して見守る、結果が出るのを期待しない」
「信頼して待つ、信頼して見守る、結果が出るのを期待しない」
普段から心にとどめている言葉です。
この言葉のなかで、いう結果は「大人が子どもに求めるいい結果」ですね。
ぼくは明確な形としての結果よりも「いい笑顔で楽しんでくれること」を何よりも大切にしています。
私たちが求めているのは、子どもが自分に自信を持ち、自分が大好きになり、将来自分の個性を大切にして人として自立するための自信につながる結果です。
その結果が、その子の自信になり、成長につながるのであれば、それが本当の「いい結果」だと思っています。
でも、子どもはそれぞれで個性豊かです。
その日のクラスのメンバーの組み合わせから生まれる雰囲気、それぞれの気分や体調によって、反応がほんとに変わります。
振替が自由なので振替も多く、メンバーの組み合わせが変わると、本当にクラスの雰囲気は変わります。
それぞれのお子さんの様子や、どんなふうな言葉かけをすると心地よく聞いてくれるのか。
これからも、子どもたちが笑顔で学び続けられるよう、私は信頼して見守りながら、彼らの成長を支えていきたいと思っています。
結果だけにこだわらず、その過程を大切にすることで、大人になった時に自信につながるような経験を一緒に積み重ねていけたら嬉しいです。
ちなみに、「信頼して待つ、信頼して見守る、結果が出るのを期待しない」という言葉は、私自身も大切にしているもので、喜多川泰さんの著書『また、必ず会おうと誰もが言った』からの引用です。この言葉は、旅の途中で出会った医師が主人公に伝えたもので、ぼくにとっても、子どもたちの成長を見守る際に大切にしている温かいメッセージです。
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