偶然のマンツーマンはラポールをつなぐチャンス
教室のブログ記事
少人数制の安心感
私たちの教室では、子どもたち一人ひとりの個性を大切にするため、少人数でのレッスンを行っています。
小学校低学年向けと高学年向け、それぞれに合ったカリキュラムを用意していますが、どちらのクラスでも、お互いの違いを尊重しながら、のびのびと学べる雰囲気を心がけています。
最近では、プログラミングやロボットに興味を持つ女の子も増えてきており、彼女たちが安心して楽しめる場所でありたいと考えています。
自然に生まれる助け合い
また、兄弟や姉妹で通ってくださるご家庭も多いのが当教室の特徴です。
教室の中には自然と助け合いや思いやりの空気が流れており、特に女の子たちは、新しく入ってきた子に対してまるで弟や妹のように優しく接し、面倒を見てくれる姿がとても印象的です。
こうした思いやりの輪があるからこそ、年齢や性別を問わず、
子どもたちが自分のペースで学べる居場所になっているのだと感じます。
時には兄弟姉妹間での遠慮のない言葉遣いや、
競い合って、お母さん気を引こうとする行動を見てほほえましく思ったりしてます。
偶然のマンツーマン
少人数制であることや、兄弟・姉妹での参加が多いことは、思いがけない状況を生み出すこともあります。
お子さんたちが一緒にお休みになると、クラスが急に少人数になったり、マンツーマンレッスンになることもあるのです。
ですが、そんな偶然が新しい発見をもたらしてくれることもあります。
昨日はまさにそのような日で、
兄弟や姉妹で通う子たちが2組お休みとなり、偶然にもマンツーマンレッスンが実現しました。
今月入会したばかりで先輩たちの間に入っていくのに少し気後れしていた彼ですが、
この日はいつもよりリラックスした様子で、たくさんのことを話してくれました。
「これをやってみたかった」「あれも挑戦したい」と、リクエストが次々と出てきます。
彼がやりたかったことを知ることができたのと、現時点でのパソコン操作の苦手な部分もしることができました。
こうした時間は、子どもとの「ラポール(rapport)」を築く貴重な機会でもあります。
ラポールが生まれることで、子どもたちは教室をもっと安心できる場所だと感じ、成長への一歩を踏み出してくれます。
ラポールとは
「ラポール(rapport)」とは、心理学や教育学で使われる用語で、心と心をつなぐ、信頼の架け橋を築くことを指します。私たちの教室では、寄り添い、勇気づけ、そしていいところを褒めることで、子どもたちや保護者さんとのラポールを日々大切に育んでいます。こうした信頼関係を通じて、子どもたちが自分の気持ちを安心して表現し、のびのびと成長できる環境を提供していきたいと思っています。
「自分のやりたいことを安心して話せる場所」をお探しの親御さんに、ぜひ私たちの教室の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
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