褒めることで得られる具体的な効果

 

褒めることで得られる具体的な効果 #3

褒めることで得られる具体的な効果 


こんにちは。こどもプログラミング教室 すまいる・キッズの西尾(とどちゃん)です。

いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。

前回は「良くない褒め方」と「褒めるタイミングとメリハリ」についてお伝えしました。

今回は、褒めることが子どもたちの未来にどのように影響を与え、成長の糧となるのかをさらに深く掘り下げてお話しします。

ここで書いていることは学術的なバックボーンはありません。日々とどちゃんが子どもと接し、そして褒めることを学ぶ中で感じたことです。その点はご理解ください。


私の中での:褒めることの定義と目的


これまでのメルマガでは、「褒めること」の定義や目的についてお話ししました。

改めて振り返ると、褒めるとは相手を明るく元気にし、夢や希望を与えるための言動を指します。

具体的な行動例としては:

  • ねぎらいと共感: 子どもの努力や感情に寄り添い、ねぎらう。
  • 感嘆と喜び: 子どもの行動に感嘆し、その素晴らしさを一緒に喜ぶ。
  • 笑顔と激励: うまくいかないときには心から励まし、応援する。
  • 承認と感謝: 子どもの良い点を具体的に認め、感謝の気持ちを伝える。
  • 可能性の示唆: 成果だけでなく、未来への期待を込めて言葉をかける。

褒めることの本質は、子どもの自己肯定感を育むことです。これにより、子どもは自分を信じ、未来に向けての一歩を踏み出す勇気を得ることができると思っています。


言葉が未来を作る


私はキリスト教の信者ではありませんが、
ある人から教えてもらった聖書の一節が心に残っています:

「初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。」(ヨハネによる福音書 第1章1節)

この言葉は、言葉が人の存在や未来そのものを形作るほどの力を持っていることを教えてくれます。

「褒め言葉」は、子どもの内なる声として生き続けます。

たとえば、「君は工夫する力があるね」と繰り返し伝えた場合、その子は「自分には工夫する力がある」と認識し、それが困難な状況における信念となります。この信念は、その子の行動に影響を与え、未来を形作る力を持ちます。

ドロシー・ロー・ノルト博士の『子どもが育つ魔法の言葉』のなかの、「子は親の鏡」という詩にもあるように、大人の言葉や態度は子どもに強い影響を与えます。

親や教師が投げかける肯定的な言葉は、子どもの脳内会話として残り、自己を支える大きな柱となるのです。

(脳内会話のことについては、また別の機会に書きますね。)



「言葉の力で未来を作る」

これが褒めることの最も深い意味と言えるでしょう。


ここで言う「言葉」とは、ただ口にする言葉そのものだけを指しているわけではありません。

言葉が真に力を持つのは、それを発するときの気持ちや感情、さらに伴う表情や身振り手振りが一体となり、相手に伝わったときです。

たとえば、同じ「頑張ったね」という言葉でも、温かな眼差しと笑顔を添えて伝えた場合と、棒読みのように無表情で伝えた場合では、受け取る印象はまるで異なります。

褒めることで生まれる効果は、子どもの自己肯定感を高めるだけではありません。その喜びは他者との関係にも広がり、ポジティブな循環を生み出します。

たとえば、適切に褒められた子どもは、「自分が褒められて嬉しかったから」と友達や家族に対しても優しい言葉をかけるようになります。

こうしたポジティブな言葉の循環が、家族や周囲全体に良い影響を与えます。それにより、子どもたちがお互いに尊重し、認め合う環境が生まれると私は信じています。

次回に続く…

次回は、この「安心感が作るポジティブな循環」について、山本五十六の言葉を交えながらさらに深掘りします。

教室からのお知らせ


当教室では、随時新規入会の申し込みと無料体験を受け付けております。子どもたちが自分らしく成長できる場として、多くの親御さんにもご満足いただいています。詳しくはこちらをご覧ください。


無料体験のお申し込みはこちら

今年新設した無料で遊べるゲームサイトRobloxの3Dゲームプログラミングコースが大人気です。ぜひお子さんにも体験してみてください!

「褒め言葉トランプワークショップ」も開催しております。子どもが喜ぶ褒め言葉を探すこのワークショップでは、褒め言葉を上手に活用し、もっと子どもたちの自信を育む方法を学ぶことができます。

日時: 12月22日 15:00~
ワークショップの詳細はこちら


皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

当教室についての

お問い合わせは公式LINEから直接メッセージでも受付します。

無料体験はこちらから申し込みください


無料体験レッスンは随時開催しています。

ほめて、認めて、勇気づけ、いいところを見つけて伸ばす。

キッズ向けの「パソコンとプログラミング」を学ぶ教室です。

そして、お子さんの明るい未来と希望に満ちた将来へのステップを、そっと見守り失敗しても自分で立ち上がる。そしてご自身もパソコンが使える事で職場で頼られ活躍できる。それが自信につながり子育てにも自分にも明るく元気に取り組める。そんなパソコン初心者のお母さん向けの「初心者みなさんのパソコン教室」です。

 

自分を受け入れ、自分はとても大切な存在なんだと感じ、お互いのいいところを見つけ、違いを尊重しお互いが自立して助け合い、勇気づけ、認め合える事を大切にしています。

 
子どもの「パソコン」、「プログラミング」、「ロボット」の学びを通じて「できるかも?」「やってみよう!」「デキタ!」のステップを自分で進み、たくさんの小さな失敗を経験し自分で道を探すプロセスを経験します。

 そして、仕事でパソコンを使いこなしたい、そんなパソコン初心者のお母さん世代の方向けの「短期速習」のWord/Excel/PowerPointのコースもあります。

 体験は随時受付ています。

→ 申込はこちら(https://www.keep-on-smiling.jp/trial)へ

 


 

  • キッズパソコンコース ( 対象:小学2年生~ )
  • ちびっこロボ・プログラミングコース【自考力キッズ】  ( 対象:年長~ )
  • ロボットプログラミングコース【エジソンアカデミー(EA) 】 ( 対象:小学3年生~ )
  • 基礎のゲームプログラミング【Scratchプログラミング】( 対象:小学2年生~ )
  • JavaScriptで学ぶ基礎のテキストプログラミング( 対象:小学6年生~ )
  • Robloxで学ぶ3Dプログラミングコース( 対象:小学3年生~ )
  • お仕事で活用したい! 初心者お母さんのパソコン レッスン

対象年齢は目安です。お子さん成長はそれぞれです、体験にお越しいただいた際に適性を見ます。

 お子さんが目安の年齢を満たしてないので…

うちの子はじっとできないので、迷惑をかけちゃうかも

場所見知り、人見知りが激しくて…と

不安をお持ちの方もいるかと思います。

体験ではお子様おひとり限定で、そのお子さんのペースで実施します。安心して参加してください。(ご兄弟やお友だちの場合には一緒に実施します。)


まちぜみなどのイベントでの体験の場合は除きます。

※同じコースをご希望の場合お二人で対応する場合もございます。

  

 キッズコース体験の詳しい内容はこちらでご確認ください

  


  

デキタ・ラボ 代表 とどちゃん(西尾茂和)

こどもプログラミング教室 すまいる・キッズ
パソコン教室 スマイル・カフェ
オーナー


大阪府柏原市出身
藤井寺市在住
大阪工業大学卒業


 

教室の方針:ほめて、認め、寄り添い、ねぎらい、勇気づける。

 

教室にやってくる子どもたちは、それぞれに個性豊かです。

  • ゲームが大好きな子
  • パソコンに興味津々な子
  • いつもドキドキしている子
  • 落ち着きがない子
  • 実験が大好きな子
  • ブロックが大好きな子

それぞれの子どもたちをしっかり観察し、得意なところを見つけて伸ばしていきます。
自分のことが大好きで、お母さんのことも大好きで、小さな成功体験を重ねながら、自分で考えて行動できる自信に満ちた子どもたちに成長してもらえるよう、サポートしています。
また、仲間の違いも認め、互いの良いところをほめて大切にできる子に育ってほしいと願っています。

 


私自身の体験から

子どもの頃の私は、いつもビクビクして自信がない、いわゆる「繊細さん」でした。少し大きくなっても、周りの人の「とんがった感情」に触れるだけで頭が真っ白になり、二人の口喧嘩を目にするだけでドキドキしてしまうほど。誰かが叱られているのを聞くだけでも、まるで自分が叱られているように感じて、世界が、回るような思いをするほどでした。

 


小学校のソフトボールチームでの練習中、ときどきやってくる「おっちゃん」がアドバイスという「ダメ出し」をしてくるのが本当に苦手でした。その人が近寄ってくるだけでドキドキしてしまい、エラーをするほどでした。



大学生になってからの自動車教習所でも、ダメ出しばかりする教官だとうまく運転できず、さらに「ダメ出し」をもらう悪循環に陥りました。どうしてうまく運転できないのかと自分を責めて、落ち込んでしまいました。
しかし、穏やかでほめるのが上手な教官のときは驚くほど上手に運転できました。小さなことをほめてもらうだけで心が落ち着き、うまくいくことに気づきました。

 



教室運営の経験

そんな子ども時代を経て、20年間のIT企業での経験を活かし、初心者向けのパソコン教室とこども向けのプログラミング教室を起業しました。これまで10年以上運営しています。自信がなくて前に進めない子を見て、まるで昔の自分のようだと感じます。

そんな子どもたちも、ほめることで小さな成功体験を積み重ね、どんどん成長していく姿をいくつも見てきました。


お母さんへ

こどもたちの成長には、お母さんの温かいサポートが欠かせません。こどもが自分を信じて前向きに挑戦できるように、ほめることや認めることがとても大切です。お母さんがお子さんにかける優しい言葉や、頑張ったことを認める姿勢が、こどもの自己肯定感を高め、自身につながり可能性を広げます。




【ミッション】

私たちは、子どもたちが自分自身を大好きになり、互いの違いを認め尊重し、得意なところを見つけて助け合いながら成長する姿を、あたたかく支えていきます。

 

【ビジョン】

子どもたちがそれぞれの特徴を活かし、お互いの得意を掛け合わせて、最高の成果を創り出す平和で明るい未来を目指しています。

 

【アクションルール(バリュー)】

  • 最初にいいところを見つけ、ほめる。
  • 存在を認める。
  • 寄り添い、応援し、勇気づける。
  • たくさんの「やってみよう」と「できた!」を引き出す。
  • 子どもが自立し、主体的に学べるように工夫する。
  • 目の前の人を大切に思う。
  • 自分のことを大好きになる。

【略歴】

高校時代に初めてパソコンに触れ、BASICでプログラミングに挑戦しました。大学卒業後はコンピュータプログラムを開発する会社に就職し、システム開発に携わりました。
その後、外資系や国内のソフトウェアメーカーで勤務し、技術スタッフとして100回以上のプレゼンテーションを行い、物事をわかりやすく伝える技術を磨きました。

2012年、パソコン教室「スマイル・カフェ」とこどもプログラミング教室「すまいる・キッズ」を設立しました。

2020年の秋にはダイエットに成功し、2023年には脳梗塞から完全復活しました。
こどもたちに寄り添い、良いところを見つけ、ほめて伸ばすことが私の使命だと感じています。