🌟子どもたちの“アイデアいっぱいロボット”が教えてくれること
〜正解のない世界で育つ、本当の学び〜
こんにちは。
こどもプログラミング教室 すまいる・キッズのとどちゃんです。
今日はパソコンのなかを整理していたら、以前に子どもたちがあつまって自由に作ったロボットたちの動画がでてきました。懐かしいなぁと眺めていました。
アイデアいっぱいの“オリジナルロボット” がたくさん並びました。見ているだけでワクワクするし、子どもたちの「やってみたい!」の気持ちがそのまま形になった世界です。
でもね、とどちゃんはいつも思います。
アイデアを形にする時間こそ、子どもたちの宝物だなぁ と。
■ 正しい答えがない世界で、子どもはぐんぐん育つ
ロボットづくりって、正解がひとつではありません。だからこそ、こんなことが起こります。
- 何度もやり直す
- 予想外の動きをして笑ってしまう
- 途中でアイデアが変わる
- 回り道して、また元に戻る
- 「これでいいのかな?」と自分と向き合う
- そして、その先に“完成”がある
この過程そのものが、もう学びの宝物なんですよね。
■ いちばん大きく成長するのは「うまくいかない瞬間」
教室でよくあるのが、子どもが
「あ、これじゃできない…」
と気づく場面です。
市販の教材って “完成が前提” で作られています。だから新しい知識を学ぶにはいいのですが…実際のものづくりは、そうはいきません。
- ギアの位置が合わない
- パーツが足りない
- 思ったより重くて動かない
- 途中でロボットが壊れることもある
でもね。とどちゃんは、ここが 一番おいしい瞬間 だと思ってるんです。
「無理だ」と気づくことは、
“できない理由を発見した瞬間” でもあるから。
この気づきが、次のアイデアや挑戦へつながるエネルギーになるんですよね。
■ 試行錯誤は、成功への寄り道じゃない
それ自体が立派な“成功体験”
大人はつい「完成した=成功」と思いがちだけど、子どもたちにとっての成功はもっと広くて、もっとやさしい。
- 工夫したこと
- 諦めなかったこと
- 一回休憩してまた戻ってきたこと
- 友達に相談したこと
- 別の方法に切り替えたこと
その全部が、子どもたちの“できた!”につながっています。
完成してもしなくても、
アイデアを形にしようとしたその道のり全部が成功体験。
とどちゃんは今日も、その一つひとつを見つけては、そっと心の中で拍手しています。
■ 失敗じゃなくて“発見”
この姿勢が子どもを強くやさしく育てる
子どもたちは、うまくいかなかった時に「失敗した…」と感じるものです。
でも本当は、
うまくいかないことこそ、いちばんの学び。
そして、いちばん心を育ててくれる瞬間。
大切なのは、やめずに次の一歩を踏み出す力。 その力は、こういう小さな “発見” を重ねることで育っていきます。
今日も子どもたちといっしょに、その瞬間瞬間を見つけては、 「それいいね」「見つけられたね」と声をかけながら過ごしました。
■ おわりに:子どもたちのアイデアには、未来がつまっている
アイデアは自由でいい。回り道しても、途中で変わっても、ぜんぶOK。
むしろその過程こそが、子どもたちの未来を育てるいちばんの時間。
とどちゃんは、子どもたちが「やってみたい!」と思った瞬間の気持ちを これからも大切に守りながら、一緒に歩いていきたいと思っています。
今日も、すてきなロボットをありがとう。
そして、すてきな“発見の瞬間”を見せてくれてありがとう。
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